がっかり感のせいで妖怪化? 札幌時計台に無念なキャラが (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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がっかり感のせいで妖怪化? 札幌時計台に無念なキャラが

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札幌市時計台

札幌市時計台

 日本三大がっかり観光地とも言われる札幌市時計台。そこに “ゆるくない”キャラがいるのをご存知だろうか。それが時計GUYだ。愛らしいマスコットキャラクターが多いなか、市民にすら恐れられるという。

 札幌市時計台ができたのは、1878(明治11)年。当時は市内でも有数の高層建築で、時計台に上ると、西は大倉山、南は真駒内まで一望できたという。

 現在はイベントホールなどにも使用されているが、もともとは札幌農学校の演武場として造られた。農学校ではクラークが教鞭をとり、新渡戸稲造や内村鑑三らが学んだ。有島武郎の小説「星座」にも時計台が登場する。

 1972年の札幌オリンピックをきっかけに、札幌の大都会化がすすみ、時計台は、高いビルに取り囲まれ、ビルの谷間にひっそりとたたずむ建物になった。初めて訪れる観光客には、「思ってたより小さい」と、拍子抜けされている。

 知識人たちが青雲の志を抱いた時計台は、いまでは日本の“がっかり観光地”の代表格として、高知のはりまや橋と肩を並べる存在として知られるようになった。無念である。


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