松坂、黒田に檄「200勝投手出てこい!」 (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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松坂、黒田に檄「200勝投手出てこい!」

連載「ときどきビーンボール」

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週刊朝日#東尾修

メジャーの好条件を蹴って広島に復帰する黒田 (c)朝日新聞社 

メジャーの好条件を蹴って広島に復帰する黒田 (c)朝日新聞社 

 西武ライオンズのエースであり、監督だった東尾修氏。今季日本球界に復帰する二人の元メジャーリーガーをこうみる。

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 松坂大輔が国内復帰してソフトバンクに入ったのに続いて、広島に黒田博樹が戻った。黒田はメジャーでの年俸20億円を超えるオファーを蹴って復帰した。松坂は今年が勝負の年と位置づけ、黒田も「メジャーで2桁勝利できたから日本でも」と簡単に考えてはいないようだ。2人の真剣な顔つき、言動を見ると、日本球界への覚悟の復帰であることがうかがえる。

 日米通算で松坂は164勝、黒田は182勝。200勝に届くのかどうか。野茂英雄は日米通算200勝を米国で達成したけど、メジャー日本人投手で日本復帰後の大台到達はいない。名球会の理事をやっている身として、若くて生きのいい投手がそろそろ名球会入りしてほしいと思って、もう何年が過ぎたかな。

 先発、中継ぎ、抑えと投手が完全分業制となった。先発の登板間隔もキッチリととるようになった。野球ファンなら誰もが、先発投手が勝ち星を重ねることが、以前と比べ格段に難しくなったと感じるだろう。

 でも、その上を行く投手が出てきてほしいと願う。2013年の楽天・田中将大(現ヤンキース)は24勝0敗という金字塔を打ち立てた。試合の勝敗が決するまでマウンドに立っていた。エースとはそういうものだ。「7回まで投げれば合格点」と自分を納得させたら、その先の成長はないよ。


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