岩合光昭 「ただ者ならぬオーラを放つ」猫に会う 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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岩合光昭 「ただ者ならぬオーラを放つ」猫に会う

連載「今週の猫」

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(c)撮影/岩合光昭 

(c)撮影/岩合光昭 

 動物写真家の岩合光昭さんの、日本全国47都道府県の猫たちを訪ねる旅。今回は、宮崎県の「猫の神隠し」。

*  *  *
樹齢400年のご神木から鋭い視線を投げる。ただ者ならぬオーラを放つこの猫は一体――。

 日南市の小さな神社。鳥居をくぐると、急に猫が現れた。足元に寄ってきたかと思えば、やにわに立っているぼくの体を駆け上がる。不意を突かれ驚くのをよそに、飛び降りて何事もなかったかのように歩き始める。「黙ってついてこい」と言わんばかりに、背中を向け先を行く猫の後につづく。神社を一周した後、早足になり、急に姿を消した。猫の神隠しか、はたまた神社の主なのか。

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週刊朝日  2014年12月5日号


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岩合光昭

岩合光昭(いわごう・みつあき)/1950年生まれ。動物写真家。1980年雑誌「アサヒグラフ」での連載「海からの手紙」で第5回木村伊兵衛写真賞を受賞。1982~84年アフリカ・タンザニアのセレンゲティ国立公園に滞在。このとき撮影した写真集『おきて』が全世界でベストセラーに。1986年ライオンの親子の写真が、米「ナショナルジオグラフィック」誌の表紙に。94年、スノーモンキーの写真で、日本人として唯一、2度目の表紙を飾る。2012年NHK BSプレミアムで「岩合光昭の世界ネコ歩き」のオンエア開始。著書に『日本のねこみち』『世界のねこみち』『岩合光昭写真集 猫にまた旅』『ふるさとのねこ』『ネコを撮る』『ネコへの恋文』など多数。2019年2月22日から、初監督作品となる映画「ねことじいちゃん」公開中。

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