夫と死別 残された妻の心を深く傷つける5つのケース (1/2) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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夫と死別 残された妻の心を深く傷つける5つのケース

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週刊朝日#男と女

 死別に直面した後の妻たちは、悲嘆と孤独のなかで戸惑う。

 北関東地方で喫茶店を営むAさん(77)は昨年、健康自慢の夫を失った。体調不良を訴えて病院へ行くと肺がんで、すでに末期の状態。

「心の準備ができていなかった。いまだに『ただいま』とドアを開けて帰ってくる気がして……寂しい」

 自営業のBさん(49)が同い年の夫を失ったのは今年3月。足の骨折で手術後、血栓が肺に飛んで意識不明になった。

「見舞った息子と私を元気に見送ったその夜、病院から急変を告げられ、翌日には……。何が起きたのか理解できませんでした」

 死因は必ずしも病気とは限らない。「亡くなり方によって遺族感情には違いが表れる」と語るのは、神戸赤十字病院の村上典子・心療内科部長だ。病気のほか、自死や突然死、阪神大震災、福知山線脱線事故などで大切な人を失った遺族と向き合い、心のケアを続ける。

「病気の場合、『もっと食事に気をつけていれば』『なぜ早く発見できなかったのか』などと後悔する。犯罪や医療ミスなどで加害者がいると、怒りや憎しみが生まれる。裁判になって損傷した遺体の写真を見たり加害者の言葉を聞いたりすれば、二次的に心が傷つけられることもあります」

 村上医師によると悲しみが深く、長引く傾向が強いのは以下の5ケースだ。


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