スクープ! 東電がヒタ隠す広野火力発電所の高線量放射能汚染 (1/3) 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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スクープ! 東電がヒタ隠す広野火力発電所の高線量放射能汚染

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週刊朝日#原発

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今井一著/会田法行写真

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 東京電力福島第一原発から21キロ先にある広野火力発電所の一部が高線量放射能で汚染されていた実態が本誌の取材で明らかになった。東電はこれまで事実をヒタ隠しにしてきたが、本誌は内部文書を入手。そこには、年間170ミリシーベルトにもなる汚染物の存在が記されていた。ジャーナリストの今西憲之氏と本誌記者・小泉耕平がリポートする。

*  *  *
 東京電力幹部は苦悩の表情でこう告白した。

「原発から20キロメートル圏外に高線量の廃棄物がある事実を、国民に知らせない。国から税金を投入されているうちの会社は、政府が打ち出す住民の帰還に影響することを危惧しているようです。これでいいのか……」

 そしてこの幹部は、裏付け資料として複数の東電内部文書を筆者に示した。

 その一つは、<高線量廃棄物等の保管方法について>と題されたもので、今年4月に作成されていた。その中には今まで公表されていない驚くべき新事実が記されていた。

<現在、広野火力発電所には構外へ搬出できない高線量廃棄物等があることから、構内での保管方法について、添付資料のとおり実施するよう、関係箇所への周知徹底宜しくお願いします>

 原発ではなく火力発電所構内に、高線量の廃棄物が保管されている――。一体、どういうことなのか。


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