東大合格率が高い高校の共通点とは 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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東大合格率が高い高校の共通点とは

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 各大学の合格発表が行われるこの時期。東大への合格者数も気になるけれど、現役合格率(現役合格者数÷卒業生数)はもっと気になる。なぜなら、それは「入学すれば最短で東大生になれる可能性が高まる」と思えるから。現役合格率の高さを誇る高校の話を聞くと、公立・私立を問わず“ある共通点”が浮かび上がってきた。

 現役率の上位は、筑波大附駒場(48.8%)、灘(33.2%)など、国立・私立の中高一貫校が占める。近年は東大進学の話題で、日比谷(東京)、水戸第一(茨城)、岡崎(愛知)など公立校の健闘が伝えられることが多いが、現役率ではトップ10に遠く届かない。

「一貫校は高校入試がない分、前倒ししながら高校2年生までに基本を徹底的に教え込むことができる。そして3年生では、志望校に応じた勉強ができる。その強みをいかんなく発揮している結果です」

 そう話すのは、『中学受験入りやすくてお得な学校』(ダイヤモンド社)などの著書がある森上教育研究所の森上展安代表。

「大学進学に効率性を求めるなら、選ぶべきはやはり私立中高一貫校でしょう」

 森上代表は続けて、

「1学年の生徒数が少ないことも現役率に大きく影響します」

 確かに合格者数でダントツ首位に君臨する開成の現役率は24.6%。卒業生数は筑波大附駒場の倍以上だ。

「東大を目指そうという子どもたちは、幼いころから優秀で、ちやほやされて育っている場合が多い。教師が生徒の名前と顔を覚えられるのは160人が限度と言われています。目が行き届く規模は、彼らの自己肯定感を上手に育み、学力を伸ばすことに役立っている」(森上代表)

週刊朝日  2014年4月4日号


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