今頃ですが何か? 演出家・河原雅彦氏が紅白歌合戦を酷評 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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今頃ですが何か? 演出家・河原雅彦氏が紅白歌合戦を酷評

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 いろんな意味で話題を集めた、昨年末のNHK紅白歌合戦。演出家の河原雅彦氏は番組を振り返って、辛口な評価を下している。

*  *  *
 もうね、「今頃!?」の極致ではありますが、そんな空気を「そう、今頃!!!」と渾身の力でねじ伏せて、昨年の紅白を振り返ってみようかと。

 まずは如実にフィーチャーされた『演歌とJ-POPのコラボ』。

 そりゃ狙いは分かるよ。若い視聴者にチャンネルを変えられないよう、演歌パートにヤングな人気者をいっちょカミさせたいわけでしょ? けどね、『細川たかし』と『花柳社中』と『ももクロ』って、あまりに情報量多過ぎない? どうにも目が散っちゃって、主役のはずの細川たかしが完全に埋もれてた……っていうか、めっちゃ間抜けに見えたよ。そりゃ審査員席の樹木希林も手ぇ叩いて爆笑するわな。あれじゃ年配の視聴者はまるで楽しめなかったんじゃない? 伍代夏子&AKB48しかり、ベテランを立てるつもりが、むしろ残念な扱いになってる悲しい現実に、作り手側は早急に気づくべきです。マンネリ打破で中途半端なコラボやるなら、風物詩として安心して鑑賞できる見せ方を考えた方がずっと賢明ですって!

週刊朝日 2013年2月1日号


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