人に言えない“痔” どのタイミングで治療すべき? 〈週刊朝日〉|AERA dot. (アエラドット)

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人に言えない“痔” どのタイミングで治療すべき?

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週刊朝日#病気#痔

 なかなか人に相談できないのが痔の悩みだ。正しい治療の受け方、病院の選び方について、社会保険中央総合病院大腸肛門病センター部長の岡本欣也医師に聞いた。

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 外科治療には従来からある結紮切除術のほか、ゴム輪結紮法(痔核の根元をゴム輪でとめて壊死させる)があります。必要に応じて結紮切除術にALTA療法を併用する治療も一部の施設で実施されています。

 ただ、外科治療については施術をする医師や施設によって、考え方や治療方針が大きく異なります。治療の質も差があり、後遺症で苦しむ患者さんも現実にたくさんいます。外科治療を受けるときは、どんな治療法なのかはもちろんのこと、入院なのか、日帰り手術なのか、どんな合併症があるのか(その場合、その施設ではどう対応するのか)といったことを、事前にしっかり聞きましょう。痔核は良性疾患なのであせって治療を受けることはありません。疑問がある場合は、別の施設を受診したり、セカンドオピニオンをとったりしてもいいでしょう。受診先は肛門科を標榜(ひょうぼう)しているところが理想ですが、一般外科のなかにもしっかり診てくれるところがあります。

 痔核は大腸内視鏡検査などをすると、結構な割合で見つかります。慌てて病院に駆け込む人もいますが、治療は出血や脱肛などの症状があって、それが日常生活に支障をきたしたときに検討されるものです。症状がなければ治療を受ける必要はありません。

週刊朝日 2013年1月25日号


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