8月27日発売の米芸能誌「ピープル」の独占インタビューのなかで、エリンは、
「私は地獄を切り抜けた」
「この3年半、私は一つの浮気も疑わなかった」

 などと、不倫騒動で辛酸をなめた心境を告白した。

 さらに、米メディアが、最高で5億㌦(約425億円)にのぼると報じた慰謝料については、
お金で幸福は買えないし、家族を一緒にすることもできないわ」
 と不信感を示す半面、
「愛というものは信じている」
 と語り、再び新たなパートナーと愛し合う予感をにおわせた。
 
 一方、ウッズは25日の記者会見でこう語った。
「悲しい時です。僕らはできるだけ最善の方法で子供を助けていこうとしている。それが重要なのです」

 毅然(ぎぜん)として新たな道を進む決意を示したエリンに対して、記者会見で寂しげな表情で話すウッズ。あまりに対照的な姿だった。

 不倫騒動から復帰後、ウッズはゴルフのプレーでも不調が続いている。出場した9大会で、10位以内に入ったのは、わずかに2大会だけ。優勝は一度もなく、世界ランキング1位の座も危うくなっている。

 この不調の原因にはセックスレスがある、というのは、米セレブのセックスセラピストとして有名な、アヴァ・カデル博士だ。

「スポーツ選手は、闘争本能を高める男性ホルモンを出すために、たくさんセックスをする必要がある。ウッズが以前のように成績が残せない原因には、セックスレスがあるのではないでしょうか。再び多くの女性とセックスするようになれば、成績も上がってくるでしょう」

 不倫騒動後、セックス中毒の治療を受けたウッズは、長くセックスを自粛していたようで、それがプレーに影響したというのだ。
 
 元愛人のひとりで、モデルのジェイミー・ユンガースは、ニューヨークポストでこう"予言"した。
「タイガーはこれで独身になったから、前の倍は遊ぶようになるわね」
 
 ウッズは離婚後初のツアーとなった米バークレイズの大会初日、今季初めて首位に立った。予言どおり、気兼ねなくセックスできるようになったためなのか?

週刊朝日