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きょう6月1日のお帰りの時間帯は、沖縄と九州から近畿にかけて広く雨が降るでしょう。沖縄は局地的に非常に激しい雨が降りそうです。九州から近畿も所々で雷を伴って激しく降るでしょう。大雨になり、道路が一気に冠水することもあります。お帰りの際の雨の降り方にご注意ください。

お帰りの時間帯に傘が必要な所は?

きょう6月1日は、梅雨前線が西日本から本州の南海上にのびるでしょう。また、台風2号が、南西諸島方面をゆっくり北東に進む見込みです。

夜のお帰りの時間帯は、沖縄と九州から近畿にかけて広い範囲で雨が降るでしょう。時折降り方が強まり、沖縄では非常に激しい雨の降る所がありそうです。九州から近畿も、局地的に雷を伴って激しく降るでしょう。東海や北陸、関東甲信も所々に雨雲がかかりそうです。朝のお出かけの際は、晴れ間の出る所がありますが、雨傘やレインコートなど雨具を持ってお出かけください。朝のお出かけの時間帯とお帰りの時間帯では、天気がガラッと変わり、夜は大雨になる所もありそうです。激しい雨で道路が一気に冠水してしまうことも考えられますので、今後の気象情報にご注意ください。

東北と北海道は、夜のお帰りの時間帯は、晴れや曇りの所が多く、ほとんどの所で雨具は必要ないでしょう。ただ、北海道の北部では雨の降る所がありそうです。念のため折り畳み傘があると安心です。

非常に激しい雨って どんな雨?

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非常に激しい雨は、1時間雨量が50ミリ以上~80ミリ未満の雨を表しています。これは、滝のように降る雨で、ゴーゴーと降り続くイメージです。また、傘は全く役にたたないレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では水しぶきで、あたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなるため、車の運転は危険です。

なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのまま、たまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。1時間に50ミリの雨が、1平方メートルに降ると、50リットルの量になります。例えば、傘を開いた面積がおおむね1平方メートルなので、1時間、傘をさしていると、牛乳パック50本分もの雨が、傘にあたることになるのです。

ただ、実際は、まわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く、水がたまることもあります。非常に激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。