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あす8日(月)は、昼ごろにかけて、雨の降る所が多く、朝の通勤通学の時間は大雨になる所もあるでしょう。気温の上りも鈍く冷たい雨となりそうです。その後は天気は短い周期で変化する見込みです。沖縄では曇りや雨の日が多くなり、梅雨入りが近いでしょう。

1週目(8日~14日):連休明けは冷たい雨でスタート

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1週目はあす8日(月)は雨が降るものの晴れる日が多くなるでしょう。ただ、次の週末も天気は崩れる見込みです。では、詳しく見ていきましょう。

ゴールデンウィーク明けのあす8日(月)は、前線が本州の南岸付近をゆっくりと南下するでしょう。東北や北陸、関東を中心に昼ごろまで雨が残りそうです。朝の通勤や通学の時間帯に雨や風が強まる所もありますので、ご注意ください。また、北よりの風が吹き、全国的に気温の上がり方は鈍いでしょう。最高気温が各地で平年を下回り、ほとんどの所で20℃に届かない予想です。東北から九州では3月下旬から4月上旬並みの所が多く、昼間でも上着が手放せないでしょう。

9日(火)になると大陸から高気圧が移動し、日本付近を広く覆う見込みです。東北から九州、沖縄にかけては11日(木)まで広く晴れるでしょう。ただ、11日(木)は午後は大気の状態が不安定になり、東北、北陸、関東を中心に、にわか雨や雷雨となりそうです。北海道は気圧の谷が通過するため、曇りや雨の日が多くなるでしょう。

12日(金)は気圧の谷が西から近づくため、天気はゆっくり下り坂です。九州や北陸など日本海側から天気が崩れるでしょう。13日(土)から14日(日)は、気圧の谷や湿った空気の影響が、東北から九州、沖縄にかけて広がる見込みです。そのため広く雨が降るでしょう。一時的に雨脚の強まる恐れもありますので、今後の情報にご注意ください。

気温は、9日(火)以降も、平年並みか平年より低い日が多いでしょう。特に金沢では最高気温が平年を5℃以上低くなる日もある予想です。地震により避難されている方もいらっしゃると思います。暖かくしてお過ごしください。

2週目(15日~20日):天気は短い周期で変化 沖縄は雨の季節へ

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2週目になると天気は短い周期で変わるでしょう。

15日(月)と16日(火)は、気圧の谷の影響で、北海道から近畿にかけて、雨が降りそうです。ただ、雨の降る時間は比較的短くなる見込みです。

17日(水)は、関東から九州は高気圧に覆われて晴れるでしょう。北海道は気圧の谷や湿った空気の影響で曇りや雨となりそうです。

18日(木)から20日(土)は次の気圧の谷が日本付近を通過するでしょう。そのため、所々で雨が降りそうです。まだ、予報には幅がありますが、湿った空気が流れ込むため、雨や風の強まる可能性もあります。5日(金)に最大震度6強の地震のあった石川県では、引き続き土砂災害の危険がありますので、ご注意ください。

那覇は雨マークが並びます。沖縄の平年の梅雨入りは5月10日ごろで、長雨の季節にそろそろ入るでしょう。雨どいや側溝の清掃など、早めに準備を進めておくと良さそうです。

最高気温は、平年並みの日が多く、極端に暑い日や寒い日はなさそうです。ただ、日中は半袖で過ごせる日でも、朝晩は肌寒くなります。脱ぎ着しやすい服装を選ぶなど、体調管理にはご注意ください。

大雨の備え

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大雨が予想される場合、災害による被害を少しでも小さくしたいものです。そのために、あらかじめ備えておいていただきたいことは、次の3つです。

① 避難場所や避難経路の確認をしておきましょう。いざ大雨による災害が発生すると、避難経路が通れなかったり、避難場所に行けなくなったりすることもあります。複数の避難場所や避難経路を確認しておくことが大切です。また、川や斜面の近くは通らないようにするなど、浸水や土砂災害の危険性が高い場所を避難経路に選ぶのは、避けてください。確認した避難場所や避難経路の情報は、家族で共有しておきましょう。
② 非常用品の準備をしておきましょう。非常用の持ち出し品は、リュックなど両手が使えるものに入れて、すぐに持ち出せる所においてください。避難時に履く靴は、スニーカーなど、底が厚く、歩きやすい靴を用意するのが安全です。また、水道や電気など、ライフラインが止まった時に備えて、水や食料も用意してください。
③ 側溝などの掃除をして、水はけを良くしておきましょう。砂利や落ち葉、ゴミなどが詰まっていないかも、確認しておいてください。

いずれも、大雨になる前に、なるべく早い段階で備えるよう、心がけてください。