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ゴールデンウィーク初日の29日(土)昭和の日と30日(日)は広く雨や風が強まり、荒れた天気となる恐れがあります。5月3日(水)憲法記念日は九州で雨が降りだし、4日(木)みどりの日以降は雨の降る日が多いでしょう。

1週目(28日~5月4日)

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28日(金)は、本州付近は引き続き日差しのでる所が多いでしょう。北海道はにわか雨の所がありそうです。

29日(土)昭和の日から30日(日)は前線を伴った低気圧が発達しながら日本海を進み、低気圧から延びる前線が日本付近を通過するでしょう。低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になりそうです。29日(土)は沖縄や九州から東海、北陸で雨が降り、午後は雷を伴って非常に激しい雨の降る所があるでしょう。30日(日)の午前中は九州から北海道にかけて、荒れた天気になる恐れがあります。活発な雨雲がかかり、所々で雨脚が強まるでしょう。九州から東海を中心に雨量が多くなる恐れがあります。山や沿岸部を中心に風も強まり、横殴りの雨になる所もあるでしょう。日中は日本海側から次第に雨がやみますが、風の強い状態が続きそうです。

5月1日(月)から2日(火)は高気圧に覆われるでしょう。一部でにわか雨はありますが、おおむね晴れる見込みです。

3日(水)憲法記念日は西から前線が延び、九州は次第に雨が降りだすでしょう。本州付近は晴れ間がでてお出かけ日和になりそうです。4日(木)みどりの日は前線の影響で、九州から東海で雨が降りやすいでしょう。

2週目(5月5日~10日)

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5日(金)こどもの日も前線の影響で、九州から関東を中心に雨が降りやすいでしょう。北海道も一時的に雨が降りそうです。6日(土)と7日(日)も全国的に雲が広がりやすく、沖縄や九州から関東は所々で雨が降るでしょう。

最高気温は平年並みの日が多い予想です。

ゴールデンウィークは度々雨が降り、荒れた天気となる日もあるでしょう。最新の気象情報を確認し、屋外のレジャーなどは無理のないようになさってください。

非常に激しい雨とは?

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非常に激しい雨は、1時間雨量が50ミリ以上~80ミリ未満の雨を表しています。これは、滝のように降る雨で、ゴーゴーと降り続くイメージです。また、傘は全く役にたたないレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では水しぶきで、あたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなるため、車の運転は危険です。

なお、1時間に50ミリの雨というのは、雨水が別の場所に流れず、そのまま、たまる状態だと、降った雨が50ミリの高さになるくらいです。1時間に50ミリの雨が、1平方メートルに降ると、50リットルの量になります。例えば、傘を開いた面積がおおむね1平方メートルなので、1時間、傘をさしていると、牛乳パック50本分もの雨が、傘にあたることになるのです。

ただ、実際は、まわりの雨水が集まると、その地点に降った雨の量よりも多く、水がたまることもあります。非常に激しい雨が降ると予想される所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫に、十分ご注意ください。

最新の情報 どこを見たら 何がわかる?

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最新の「気象情報」を入手するには、テレビやラジオなどの方法もありますが、インターネットで確認する場合、おすすめのチェックポイントが3つあります。

①雨雲レーダーをチェックしましょう。「今、どこで雨雲が発達しているのか」という実況だけでなく、「この後、雨雲がどこへ進むのか」という予想もわかります。自分のいる付近を拡大すれば、より詳しく知ることができます。
②雷レーダーをチェックしましょう。雨雲レーダーと同じように使えます。また、雷が予想されている所では、落雷だけでなく、竜巻などの突風の可能性も高まっていて、ひょうにも注意が必要です。
③注意報・警報をチェックしましょう。発表されている注意報・警報の種類によって、どんな現象に注意・警戒しなければならないか、わかります。注意警戒事項には、いつまで注意・警戒すべきか、ということも書いてあります。