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関東近郊のスキー場、今週末の天気です。4日(土)・5日(日)は、穏やかに晴れる所が多く、スキー日和となりそうです。気温が上昇するこの時期、注意点は?

土曜日は早い時間ほど湿った雪の所 日曜日は各地で晴れ

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あす4日(土)~5日(日)は、本州付近は高気圧に覆われますが、4日(土)は新潟県で気圧の谷や湿った空気の影響を受ける見込みです。

あす4日(土)は、苗場など新潟県や水上高原など群馬県は雲が多く、午前は湿った雪の降る所があるでしょう。午後は日の差す時間もありそうです。その他の各地は、晴れる所が多いでしょう。

あさって5日(日)は、各エリアとも晴れて風も穏やかです。スキー日和の所が多いでしょう。長野県の軽井沢周辺などで雲が広がりやすくなりそうです。晴れるエリアでは、雪面の照り返しが強烈です。雪焼けしないよう、日焼け止めを塗る、ゴーグルをするなどの対策を忘れないようにしてください。日中は気温が高めですので、インナーの調節も必要です。着替えを多めに用意し、汗をかいたらこまめに着替えましょう。

コース外には危険がたくさん

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スキー場のコースの外は危険がたくさんあります。特になだれや落雪などは、いつ起きてもおかしくありません。気温が上昇するこの時期は「全層雪崩」が発生しやすくなります。

「全層なだれ」とは、山に積もった雪が、全て滑り落ちる現象です。気温が上昇する春先に、雨が降った後や、フェーン現象などで気温が上がった時に多く発生し、斜面の上の固くて重い雪が、流れるように滑り落ちます。過去になだれが発生した斜面や、積雪に亀裂が入っている所では、特にご注意ください。

スキー場内では決められたコースを滑走して、体調や天候次第では休憩をとるなど、安全に配慮して楽しみましょう。