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あす2日にかけて、大気の状態が「非常に不安定」に。北陸や東北の日本海側を中心に雷を伴って雨が強まったり、突風が吹くおそれも。また、季節外れの暖かさから一転、日本海側から気温が急降下します。関東は日中は南風強まり「花粉大量飛散」、夜は一気に寒くなるでしょう。

きょう1日 日本海側に雨雲 所々で発達中

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きょう1日、日本海には前線を伴った低気圧があり、北東に進んでいます。
低気圧や前線に伴う雨雲が、九州から中国地方にかかっています。雨雲は所々で発達していて、九州では局地的に1時間に10ミリ以上のザーザー降りの雨が降っています。

前線の南下に伴って、きょう1日夜は、西日本や北陸、東海にかけて、広い範囲で雨が降るでしょう。

あす2日 大気の状態が「非常に不安定」 強い雨・落雷・突風に注意

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きょう1日は各地で暖かな春の陽気となりましたが、あす2日にかけて、上空に寒気が南下する見込みです。
上空約5500メートルで、マイナス30度以下の強い寒気が北陸や東北に流れ込み、北海道にはマイナス36℃以下の更に強い寒気が流れ込む見込みです。このため、北陸や北日本を中心に大気の状態が「非常に不安定」となり、雷雲が発達しやすくなるでしょう。

きょう1日夜遅くから日本海側を中心に本降りの雨や雷雨となり、特に、北陸や東北の日本海側では、2日夜にかけて、強い雨や落雷、竜巻などの突風のおそれがあります。山では雪が降り、局地的に強まるでしょう。天気の急変にご注意ください。山陰も断続的に雨や雷雨となるでしょう。

あす2日 風冷たく「気温ダウン」 前日比マイナス10℃の所も

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九州はあす2日未明にかけて、四国や近畿、東海はあす2日明け方にかけて、局地的に雨が強まったり、雷雨になる所もある見込みです。
あす2日日中は、太平洋側は天気回復に向かう所が多くなりそうです。ただ、日が差す所も北風が冷たいでしょう。

気温に注目してみると、きょう1日に比べて大幅に低くなる所が多く、金沢では10℃も低くなり、大阪や名古屋でも5℃以上下がりそうです。東京は最高気温はきょうとあまり変わりませんが、夕方以降は一気に北風が強まり、寒くなるでしょう。

朝はまだ寒さを感じられる所が少ないですが、夜の寒さを想定して、きょうよりも暖かいコートを選んでお出かけください。

関東などスギ花粉ピーク 「花粉大量飛散」が続く

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きのう28日、きょう1日と、季節外れの暖かさとなり、スギ花粉の飛散量が一気に増えています。
この先、晴れて空気が乾き、暖かな日が多い見込みで、「花粉が大量飛散しやすい」条件が続きそうです。

スギ花粉が最盛期を迎えた所が増えてきました。
スギ花粉のピーク時期は、九州では3月上旬頃にかけて、中国、四国や東海は3月中旬頃にかけてとなるでしょう。
関東や東北南部では、3月いっぱいピークの時期が続く見込みです。

今シーズンは「大量飛散」の予想が出ています。
花粉症の方はもちろん、これまで花粉症ではなかった方もマスクや帽子、眼鏡などで対策をすると良さそうです。家に帰ってからも、すぐに洗顔をしたり、手洗いうがいをするなど、花粉を部屋の中に取り込まないように過ごしましょう。