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北海道付近は、今日(30日)の午後とあす(31日)は、日本海側で雪の降る所があり、沿岸ではふぶくことがありますが、大雪などの心配はない見込みです。しかし、1日と2日は低気圧が発達しながら北海道付近を通過するでしょう。全道的に雪が降り、局地的な大雪となる恐れがあります。また、風が強く、広い範囲でふぶくでしょう。低気圧の発達の程度によっては、非常に強い風が吹き、猛ふぶきとなる恐れもあります。買い物など外出の用事は、31日までに済ませておくとよさそうです。

海氷のこれまでの経過

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2022年11月中旬頃からアムール川河口付近で結氷がはじまり、12月上旬にはサハリンの北側で陸地付近から海が広く凍り始めました。12月25日のクリスマスには、海氷はサハリンの東岸に沿って南下し、2023年1月25日にはオホーツク海に大きく広がりました。そして、サハリン東岸に沿って南下を続けた海氷は、知床半島付近まで近づいてきました。
※海氷とは、海に浮かぶ氷の総称。流氷は、海氷のうち、海を流れ漂い、海岸に接着しないもの。

いよいよ流氷接近

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気象庁の海氷予報図によると、今日1月30日15時は知床半島の先端付近で流氷が接岸している所がある模様です。このあと、2月1日に発達した低気圧が北海道付近を通過し、2日にかけて強い冬型の気圧配置となることで、北よりの風が強まる見込みです。そのため、網走方面にも海氷が近づいてきそうです。網走の流氷初日(はじめて流氷が見られた日)の平年日は1月22日、流氷接岸初日の平年日は2月4日です。大荒れの天気のあとは、網走から流氷の便りが届くかもしれません。