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関東では、この先1週間のポイントは「前半と後半で、天気も気温もガラッと変わる」ということです。東京では、前半は晴れて「真夏日一歩手前の暑さ」の日もありますが、後半は雨で「最高気温が11月並み」の予想です。服装選びや、衣替えの注意点について、まとめました。

30日(金)は天気回復 久しぶりに土日とも「秋晴れ」

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関東では、この先1週間は、前半と後半で、天気がガラッと変わるでしょう。

9月30日(金)は、神奈川県や千葉県など、南部の沿岸部で、明け方まで雨の残る所がありますが、天気は回復へ向かう見込みです。日中は、広い範囲で日差しが降り注ぐでしょう。

その後、週末の天気ですが、関東では、このところ「週末は雨」というイメージを持っている方も、大勢いらっしゃるかもしれません。実際、東京では、先週・先々週と2週連続して、土日のどちらかで、大雨になっていました。

ただ、この土日は、久しぶりに2日間とも、広く晴れるでしょう。10月1日(土)は、一日を通してスッキリと晴れる所が多くなりそうです。2日(日)は、多少、雲の広がる時間もありますが、大体晴れる見込みです。

2日間とも、にわか雨もなく、洗濯に良さそうです。布団を干しても、ふっくらと気持ち良く仕上がるでしょう。窓を大きく開けて、空気の入れ替えをするにも、おすすめです。

一方、この時期でも、油断できないのが、紫外線です。1日(土)と2日(日)の紫外線指数は、関東の広い範囲で「やや強い」予想です。運動会など、長い時間、外で過ごす方は、日焼け止めを塗るなど、紫外線対策を忘れないでください。

来週は「秋雨」シーズン この週末の日差しを有効に

そして、来週の関東は、傘の出番が増えるでしょう。

3日(月)は、南部を中心に、雨が降りやすくなりそうです。4日(火)から5日(水)は、北部を中心に、ぐずついた天気になるでしょう。6日(木)は、南部も含めて広い範囲で、雨雲がかかりそうです。

ただ、台風18号の進路次第では、雨のもとになる「暖かく湿った空気」が流れ込むおそれがあり、関東南部では、傘マークがない日でも、雨の予報に変わる可能性があります。最新の台風情報も、確認してください。

来週は「秋雨」シーズンとなりますので、2日(日)頃までの日差しを、有効に使うのがおすすめです。

「真夏日一歩手前の暑さ」から「ムシムシ」へ

この先1週間、ガラッと変わるのは、天気だけではありません。前半と後半で、気温も大きく変わるでしょう。

最高気温は、前半は平年より高い所が多いでしょう。10月1日(土)は、前橋では30℃まで上がる予想です。東京都心や宇都宮は29℃と、「真夏日一歩手前の暑さ」になりそうです。10月のスタートで、衣替えの時期ですが、昼間は、まだ半袖の洋服が活躍するでしょう。

ただ、晴れる日は、朝晩と日中の「気温差」が大きくなります。朝晩は、羽織る物で調節してください。

この残暑は、来週前半も続くでしょう。3日(月)と4日(火)は、最高気温が27℃前後の所が多い予想です。

一方で、来週前半は、「暑さの質」が変わりそうです。2日(日)までは、気温が高くても、湿度が低いので、比較的カラッとした暑さですが、3日(月)以降は、湿度が高くなってくるので、ムシムシと感じられそうです。

10月とはいえ、汗をかいたら、こまめな水分補給を心がけてください。

急に「最高気温11月並み」 服装選びの目安は?

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そして、来週中ごろからは、季節が急に進むでしょう。

5日(水)は、最高気温が25℃に届かない所がほとんどで、6日(木)は20℃前後の予想です。東京都心は19℃と、11月上旬並みでしょう。

わずか1週間足らずで、「真夏日一歩手前の暑さ」から「最高気温が11月並み」と、急に秋めいてきますので、体調を崩さないよう、注意が必要です。

衣替えのタイミングを迷う時期ですが、この週末にかけてが、一つのタイミングでしょう。2日(日)までの晴天の下、乾いた空気と一緒に、夏物の洋服をしまうのが、おすすめです。ただ、夏物の洋服を全部片づけてしまうのではなく、少しずつ、秋物の洋服と入れ替えるのが、良さそうです。

暑がりの方や寒がりの方、それぞれですが、毎日の天気予報をチェックする際は、予想最低気温・最高気温の数字も確認して、服装選びの参考にしてください。