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関西では16日(火)から前線の影響による雨が続いていましたが、前線が太平洋側へ南下し、雨の峠は越えました。ただ、これまでの雨で地盤が緩んでいるため、土砂災害に引き続き警戒が必要です。あす19日(金)は天気が回復するでしょう。

18日(木)朝の雨、甲子園高校野球の試合にも影響

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17日(水)夜から18日(木)朝にかけて、前線が西日本を南下しました。前線に伴う発達した雨雲が京阪神付近にもかかり、京都市では1時間に36ミリの激しい雨を観測しました。この雨により、甲子園で行われている高校野球の試合開始時刻が遅れるなどの影響が出ました。

雨の峠は越えたが土砂災害に引き続き警戒を

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18日(木)前線に伴う雨は午前中でやみましたが、午後になり新たに中国山地や丹波高地、紀伊山地周辺で雨雲が発生しています。このため、夜9時ごろまで急な雨や雷雨の可能性があります。朝までの雨で地盤が緩んでいる京都府や滋賀県では、少しの雨でも土砂災害が発生する恐れがあります。引き続き、土砂災害に警戒をしてください。

19日(金)は天気回復

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19日(金)は、高気圧に覆われて天気が回復するでしょう。雲の多い予想の地域でも、日中は晴れ間が出る見込みです。前線の通過後、乾いた空気に入れ代わり、18日(木)夜から19日朝にかけて、熱帯夜をまぬがれる地域が多くなりそうです。また19日の日中も、蒸し暑さは多少和らぐでしょう。