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きょう12日は、近畿から東北では局地的に大雨となりそう。滝のような非常に激しい雨が降る所も。土砂災害や道路の冠水などに警戒を。

局地的に大雨 滝のような雨も

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きょう12日の本州付近は、日本海にある動きの遅い低気圧や上空の寒気の影響などで、大気の不安定な状態が続くでしょう。

すでに大雨になっている所があり、神戸市では午前4時28分までの1時間に63.5ミリ、京都府福知山市では午前2時39分までの1時間に51.0ミリの非常に激しい雨が降りました。今夜にかけても、雨雲の発達しやすい状態が続くでしょう。

九州や中国、四国は所々で雨が降り、雷を伴って激しい雨が降ることもありそうです。近畿や東海、北陸は雨が降ったりやんだりで、局地的には滝のような非常に激しい雨が降るでしょう。アッという間に道路が川のようになることもあるため、警戒が必要です。

午後 雨のエリア拡大

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午後になると、関東甲信や東北、北海道も雨の範囲が広がるでしょう。局地的には1時間に30ミリ以上の激しい雨、バケツをひっくり返りたような雨の降り方になりそうです。関東北部は、非常に激しい雨が降るおそれもあります。発達した雨雲は山沿いだけでなく、平野部にも流れ込むでしょう。

発達した雨雲の下では、落雷や竜巻などの激しい突風、ヒョウが降るおそれがあります。「雷の音が聞こえる」「真っ黒な雲が近づく」「急に冷たい風が吹く」など、天気急変のサインがあれば、建物の中に入るようにしてください。

予想降水量

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あす13日午前6時までの予想降水量(24時間)は、いずれも多い所で、東海、関東甲信、北陸で100ミリ、近畿と東北で80ミリの予想です。

西日本はきょう12日まで、東日本と東北はあす13日にかけて、土砂災害、低い土地の浸水、川の増水や氾濫に警戒・注意しください。