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3日、日が沈んだ後、西の低い空に明るく輝く木星と月が接近して見えます。太平洋側の地域では、星空を見られる所が多いでしょう。

月と木星が接近

3日、日の入りから1時間ほど経ち、空が暗くなった頃、西の低い空に明るく輝く木星と月が接近して見えます。月は1日に新月を迎えたばかりで、細い月です。日の入り1時間後で、高度がわずか10度ほどと、低い空ですので、南西から西にかけて地平線近くまで見通せる場所で観察しましょう。双眼鏡があると、さらに見つけやすくなります。その後、1時間もすると、木星と月は地平線へ沈んでしまいます。

日の入りの時刻は、根室は午後4時32分、東京都心は午後5時10分、大阪は午後5時29分、福岡は午後5時51分です。

各地の天気

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3日、午後6時頃の天気は、北海道の日本海側は雪雲がかかりますが、雲の隙間から星空を見られることがありそうです。東北の日本海側、北陸は雪や雨が降るでしょう。近畿の日本海側や山陰も、曇りや雪または雨の所が多い見込みです。星空観察にはあいにくの天気でしょう。北海道と東北の太平洋側は、雲が広がりやすいですが、星空がのぞくことがありそうです。関東や東海、近畿の太平洋側、山陽、四国、九州北部は、晴れる所が多いでしょう。星空観察によい条件といえそうです。九州南部は、雲が広がるでしょう。沖縄は雨が降る見込みです。

日が沈む頃は、この時期らしく冷えてくるでしょう。冷たい風が強めに吹くこともありますので、星空観察は、寒さ対策をしっかりとしてお楽しみください。