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2月上旬は寒さが厳しくなり、関東以西も日中の気温が10℃に届かない日が多くなる。5日から6日頃は日本海側で雪の降り方が強まり、紀伊半島など太平洋側の平地にも所々に雪雲が流れ込む見込み。

1週目:2月1日(火)~7日(月)

日本海側は連日のように雪が降るでしょう。特に、5日から6日頃は、大雪の目安となる強い寒気(上空1500m付近でマイナス12℃以下)が、北海道から北陸まで南下して、中国地方の一部にも流れ込む見込みです。これに伴い、雪の降り方が強まるでしょう。北日本に限らず北陸から山陰も、短い時間で積雪が急に増える所がありそうです。風も強まり、ふぶいて見通しの悪くなる所があるでしょう。大雪やふぶきにより、交通が乱れるおそれもあります。

太平洋側はおおむね晴れますが、5日から6日は名古屋周辺や紀伊半島など所々に雪雲が流れ込むでしょう。平地も路面の凍結に注意が必要です。

気温は平年並みか低く、4日(立春)から寒さが増してくるでしょう。

2週目:8日(火)~13日(日)

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この期間も、全国的に気温が平年並みか低いでしょう。

8日から9日は日本の南を低気圧が進むことが予想されます。九州から関東周辺にかけて雨が降り、内陸部は雪になる所もありそうです。低気圧の進路や発達の度合いなどにより、雨雲や雪雲のかかる範囲が変わってきますので、今後も最新の情報をご確認ください。また、11日から12日頃は日本海側で雪の範囲が広がり、福岡をはじめ九州北部も雪の降る所がありそうです。

厳しい寒さが続く一方で、西日本から東日本にかけてスギ花粉が飛び始める時期です。花粉症の症状の出やすい方は、早めに薬を用意するなど、そろそろ対策を始めると良さそうです。