25日から冬型の気圧配置が強まるため、北陸地方は大雪となる見込みです。山沿いでは25日18時からの24時間降雪量が100センチの予想の所もあります。28日頃にかけて大雪やふぶきによる交通障害、高波や風雪に注意・警戒してください。
25日(土)から先週末より強い寒気が南下
25日(土)クリスマスは気圧の谷の通過後、冬型の気圧配置が強まり、北陸地方の上空には強い寒気が流れ込む見込みです。
先週末の寒波のピークでは、輪島上空5000メートル付近に-37.4℃、1500メートル付近には-12.4℃の寒気が流れ込みました。今回の寒気は先週より強く、26日(日)頃には輪島の上空5000メートル付近には大雪の目安となる-36℃より低い-39℃、1500メートル付近には-15℃の寒気が流れ込むでしょう。
強い冬型の気圧配置は28日(火)頃にかけて続くため、北陸地方は25日(土)から28日(火)頃にかけて山沿いを中心に大雪となり、平地でも大雪となるおそれがあります。
予想される降雪量・波 山沿いでは24時間100センチの降雪予想も
25日(土)の18時から26日(日)18時までの24時間に予想される降雪量は、新潟県の平地の多い所で60センチ、山沿いの多い所で100センチとなっています。大雪やふぶきによる交通障害に警戒してください。
そして、北風が強まるため波も高くなり、各地で4メートルのしけとなる見込みです。強風や高波にも注意・警戒してください。
また、低温のため路面が凍結する可能性が高くなります。車を運転される際には注意してください。
学校が冬休み期間に入り、ご家族で外出予定の方もいらっしゃるかと思いますが、こまめに最新の気象情報をご確認ください。
なるべくあす24日(金)までに、大雪や低温への備えを
今回の寒波による大雪やふぶき、低温の影響で、停電や水道凍結などのおそれもあります。また、交通障害により、食料などが品薄になるおそれもあります。上の図を参考に、なるべくあす24日(金)までに、これらのリスクに備えるようにしてください。
「知る防災(大雪)」も参考にご覧ください。
しいたけ.
ジェーン・スー
北原みのり
