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今日(13日)の広島県は線状降水帯による非常に激しい雨が降り、3時間降水量が安芸高田市美土里110.5ミリ、安芸高田市甲田125.5ミリとなり観測史上1位の記録的な大雨になりました。

この大雨の影響で江の川上流では「氾濫発生情報」が発表され、広島県三次市西酒屋町船所地区(右岸)付近において氾濫が発生しています。自治体からの避難情報を確認し安全確保を行ってください。

なお今週末は雨量がさらに増えるおそれがあります。引き続き土砂災害や河川の増水に厳重に警戒してください。

明日(14日)も大気の状態が不安定 非常に激しい雨のおそれ

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明日(14日)も西日本に停滞する前線や湿った空気の影響で全般に雨が降り、非常に激しい雨の降る所がある見込みです。

明日の1時間の降水量は山陽と山陰では40ミリ、山口県は50ミリの予想です(いずれも多い所)。また明日12時までの24時間降水量は山陰では120ミリ、山陽と山口県は200ミリを予想しており、その後明後日(15日)12時までの24時間降水量は山陽と山陰では100~200ミリ、山口県は200~300ミリの予想です(いずれも多い所)。

これまでの雨で、すでに地盤がゆるんでいますので、引き続き土砂災害には最大級の警戒が必要です。また河川の増水もさらに深刻な状況になるおそれがありますので厳重に警戒してください。

大雨の時は危険な場所に近づかない

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大雨の時は、山などの急な斜面は崩れるおそれがあるため近づかないようにしてください。

アンダーパスは雨水が流れ込み短い時間で冠水したり、増水した河川や用水路も普段より流れが早くなるなど危険ですので、様子を見に行ったりしないようにしてください。

地下は危険を察知する事が遅れてしまいがちになりますので、気象情報を確認し異変を感じたら速やかに地上へ移動してください。

また大雨が長時間にわたると、ダムが放流を始める場合があります。上流にダムがある河川の近くに住んでいる方はダムの水位情報も確認してください。