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11日、広島で桜の開花を観測しました。気象庁が開花を観測している標本木の中では全国でトップの開花となりました。2021年の桜前線(ソメイヨシノ)は、広島からスタートで、広島が全国で最も早く開花が観測されたのは1953年の統計開始以来初めてです。

広島で桜開花 今年全国トップ

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広島地方気象台は、11日(午後)、広島にある桜の標本木で、桜が開花したと発表しました。平年より16日早く、昨年より11日早い観測です。1953年の統計開始以来、最も早い桜の開花となりました。今までの最も早い開花は2004年3月19日でした。広島が全国で最初に桜が開花するのは今回がはじめてです。統計開始以来、最も早かった2010年3月10日の高知に次いで2番目に早い開花となります。

桜の開花日とは、標本木で5~6輪以上の花が咲いた状態となった最初の日です。

この先も続々と開花の発表

日本気象協会が11日14時に発表した、最新の2021年桜開花予想(第5回)によりますと、明後日13日に福岡から桜の便りが届くと予想され、16日東京で開花する予想です。今週末から来週にかけて続々と開花の発表がありそうです。

また、3月22日には福岡や高知で全国で最も早く満開になる予想です。