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きのう25日から秋のさわやかな空気に包まれている東北地方。快適な陽気から一転、今週末から暑さが戻ってきます。まもなく10月を迎えますが、半袖はまだしまえません。

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さわやかな秋晴れは27日(金)でお預けです。秋の移動性高気圧は東へ離れていくため、28日(土)には天気がゆっくり下り坂となるでしょう。29日(日)は行楽にはいまひとつのお天気に。日本海から近づく前線を伴った低気圧の影響で、南部を中心に広く雨が降りそうです。風が強まって荒れたり、大雨となったりする可能性は26日(木)の段階では低いとみられますが、ザっと雨脚が強まる所はありそうです。お出かけには傘やレインブーツなどの雨具が必要となるでしょう。
秋の快適な陽気から一転、暑さが戻ってきます。
27日は広く25度を超えて、福島では真夏日一歩手前の29度(8月下旬並み)まで上がる予想です。季節はひと月ほど逆戻り!そのほか山形、盛岡、青森で9月上旬並みなど、ランチタイムはまだまだ半袖や七分袖の陽気でしょう。
27日は湿度が低めですが、28日以降は空気が湿ってきます。25度前後まで上がる日が多く、少し動くだけでも汗ばむ陽気となるでしょう。来週は早くも10月に入り、衣替えされる方も多いかと思いますが、夏物はまだ残しておくことをおススメします。

暖かい秋

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25日(水)に発表された3か月予報によりますと、10月は低気圧と高気圧が交互に通過していき、天気は周期変化パターン。11月になると東北日本海側で曇りや雨、または雪の降る日が多くなり、東北太平洋側では秋晴れの日が多いでしょう。気温は10月ほど平年より高い傾向で、季節の歩みはスローペースです。これから本格的な芋煮会や紅葉シーズンが到来しますが、火を囲んで芋煮を味わうには暑いくらいの日が続き、紅葉の色づきは例年より遅れそうです。ツアーや旅行などを計画されている方は現地の最新の情報をご確認ください。

暖冬傾向

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25日(水)は寒候期予報も発表されました。この冬、上空を流れる偏西風が日本付近で北に蛇行するため、寒気の流れ込みは弱く、冬型の気圧配置は長続きしない見込みです。このため、東北日本海側では平年に比べると曇りや雪、または雨の日が少ないでしょう。東北太平洋側では例年と同様に冬晴れの日が多い見込みです。ただ、このような年は南岸低気圧が気がかりです。本州の南海上で発生した低気圧が発達したり、三陸沖まで北上してくる時は、普段雪に慣れていない地域、太平洋側で大雪となることがあります。日本海側も含め、雪への備えは例年通りに進めていきましょう。