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今週は雨の日が多く、あす(20日)にかけては九州から関東で非常に激しい雨や激しい雨に注意、警戒が必要です。強い日差しも届かず、猛暑も一旦、収まりそうです。

8月上・中旬は猛暑

今年の夏(6月~8月)は極端な天候となっています。7月中旬までは関東を中心に梅雨寒の日が多く、夏を感じさせる暑さはほとんどありませんでした。8月は一転し、厳しい暑さに。東京都心の猛暑日(最高気温が35度以上)日数は7月は0でしたが、8月に入ってこれまでに10日に。8月に猛暑日が10日もあるのは、1876年の統計開始以来、1995年に並び1位タイの多さです。
さらに台風10号が西日本を縦断し、日本海を進んだ8月14日から15日は新潟県や山形県、石川県でフェーン現象も加わり、最高気温が40度台を観測する記録的な暑さに見舞われました。

今週は雨多く、激しい雨も

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今週は強い日差しと猛暑は一旦、収まりそうです。太平洋高気圧の勢力は後退し、本州付近に前線が延びるため、曇りや雨の天気の日が多くなるでしょう。
今夜(19日)からあす(20日)にかけては、全国的に雲に覆われ、雨が降りそうです。特に、九州から関東では道路が一気に冠水してしまうような非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所もあるでしょう。大気の状態が非常に不安定なため、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要です。21日(水)以降も雲が広がりやすく、22日(木)から24日(土)にかけてはまた広く雨が降るでしょう。雨脚の強まる所もありそうです。

猛暑もトーンダウン

この先、1週間の最高気温は北海道では25度くらい、東北は27度くらいで経過する所が多いでしょう。厳しい暑さはなさそうです。関東から九州は30度くらいまで上がるものの、体温を超すような猛烈な暑さの所はほとんどないでしょう。湿気が多く、蒸し暑さは続くため、体調管理に注意が必要ですが、暑さのピークは越えそうです。