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気象庁は14日、沖縄から北海道にかけて、高温に関する「異常天候早期警戒情報」を発表。来週は全国的に平年よりもかなり気温が高くなりそうです。

厳しい寒さから一転

冷たい空気に覆われて、全国的に気温は平年よりも低い日が続いているなか、気象庁は14日、沖縄から北海道にかけて、高温に関する「異常天候早期警戒情報」を発表しました。来週19日(火)からの約1週間、平均気温は一転して平年よりもかなり高くなる見通しです。
※異常天候早期警戒情報とは
異常天候早期警戒情報は、原則として毎週月曜日と木曜日に、情報発表日の5日後から14日後までを対象として、7日間平均気温が「かなり高い」もしくは「かなり低い」となる確率が30%以上、または7日間降雪量が「かなり多い」となる確率が30%以上と見込まれる場合に発表されます(降雪量については11月~3月のみ)。

高温のピークは20日(水)

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19日(火)からの天気を見ると、曇りや雨のマークが目立っていますが、気温は全国的に高めです。3月中旬~3下旬並みになる所が多く、20日(水)は高温のピークでしょう。沖縄は夏日一歩手前の24度、高知は19度の予想です。東京都心は17度と4月上旬並みで、ちょうど桜が満開になり、お花見の頃の気温でしょう。
来週は全国的に季節が前に進みそうです。積雪の多い所では、なだれに注意して下さい。

花粉の季節到来

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花粉症の方には辛い季節がやってきました。週間花粉飛散情報では、九州・福岡市では、高温が予想される18日と20日は非常に多く、飛散のピークに入りそうです。四国・高知市も来週にかけてはだんだんと飛散する量が増えてくるでしょう。近畿や東海、関東は少ない日が多いですが、花粉に敏感な方はマスクが必要です。飛散のピークは広島や大阪で3月上旬、名古屋は3月上旬~中旬でしょう。飛散開始が発表された東京のピークは、3月上旬から4月上旬となり、多く飛ぶ期間が長くなりそうです。本格的な飛散を前に、今のうちに、薬を服用するなどの対策を行いましょう。