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台風5号が次第に北上。さらに、本州付近には梅雨前線。12日(火)頃にかけて、広い範囲で雨脚が強まる恐れがあります。

台風5号 今後の進路

きょう8日午前3時に、台風5号がフィリピンの東で発生しました。
今夜からあす9日(土)には沖縄の南に、10日(日)から11日(月)には次第に本州の南の海上まで進んでくる見込みです。12日(火)はさらに北上して、13日(水)にかけて日本の東へ進むでしょう。現時点では、陸地に接近・上陸するか、離れて進むか、まだ予想される進路に幅があります。

あすの天気 台風5号の影響 沖縄に

あすは、梅雨前線の活動がいったん弱まり、晴れる所が多いでしょう。ただ、沖縄の南に台風5号が進んできます。
【各地の天気】
沖縄は雲が広がりやすく、所々で雨が降るでしょう。台風5号からのうねりが入り、波が高くなってきます。特に、本島地方と大東島地方では、次第にシケる見込みです。
九州から関東にかけては、朝までは梅雨前線の影響で曇りや雨。日中は晴れ間があり、気温が28度~30度くらいまで上がるでしょう。屋外のレジャーやスポーツは熱中症対策を万全になさってください。次第に、南から湿った空気が流れ込むため夜は再び雲が広がり、太平洋側を中心に、にわか雨の所がありそうです。
北陸と東北、北海道は、朝までは所々で雨や雷雨。天気は回復し、昼頃からは晴れる所が多くなりそうです。最高気温は、北陸は23度前後の予想です。東北は、沿岸部は20度前後と長袖で良さそうですが、内陸は25度~28度くらいの所が多く、暑いでしょう。北海道は、北寄りの風がやや強く、沿岸部は10度~13度くらい、内陸も15度前後と、昼間もヒンヤリと感じられそうです。

あさって以降の天気 台風5号の影響 広がる

本州付近には梅雨前線が停滞。台風5号周辺の暖かく湿った空気の影響で、次第に活動が活発になるでしょう。
10日(日)の午後~11日(月)は、九州から東北にかけての広い範囲で本降りの雨で、紀伊半島付近を中心に雨脚が強まる見込みです。台風の進路次第では、災害につながるような大雨となる恐れもあります。また、沿岸部は風も強まるでしょう。強い雨や風で、交通機関が乱れる所もありそうですので、時間に余裕をもった行動を心がけてください。12日(火)には、発達した雨雲が北海道にかかるでしょう。
上に書いた通り、まだ予想される台風の進路には幅があります。各地の雨や風の強まり方、ピークの時間帯については、今後も『日直予報士』で情報を更新していきますので、参考になさってください。
13日(水)以降、全国的に雲が多めですが、晴れ間もありそうです。