あす9日にかけて低気圧が急発達して、その後、強い冬型の気圧配置に。日本海側を中心に大荒れや大しけの恐れ。気温が上昇するため、積雪の多い所ではなだれや融雪に注意。その後、週末13日、14日の大学入試センター試験にかけて再び真冬並みの寒さに。

あすの天気

あす9日にかけて、日本海の低気圧が急速に発達する見込みです。その後、日本付近は強い冬型の気圧配置になるでしょう。午後は、北海道と東北の日本海側を中心に雪や雨が降る見込みです。非常に強い風が吹いて、猛ふぶきとなる所がありそうです。猛ふぶきによる交通障害や暴風、高波にご注意ください。
9日にかけて予想される最大風速(最大瞬間風速)は
北海道 20メートル(35メートル)
東北、関東、伊豆諸島 20メートル(30メートル)
9日にかけて予想される波の高さは
北海道、東北、関東、伊豆諸島 5メートル です。
最高気温は北海道、東北から近畿にかけて8日よりも高く、東北でも太平洋側では10度前後まで上がる所があるでしょう。関東では15度以上の所が多く、4月並みの暖かさ。真冬のコートでは暑くなりそうです。また、気温の上昇で雪解けが進みますので、積雪の多い地域では、低地の浸水、河川の増水、土砂災害、なだれや着雪には十分ご注意ください。

あさって以降の週間天気

週末にかけて強い冬型の気圧配置が続く見込みです。日本海側では雪が中心となるでしょう。11日は福岡でも雪マーク。四国など太平洋側にも雪雲が流れ込む所がある見込みです。また、10日、11日頃から気温がぐんと下がって、14日、15日頃まで厳しい寒さが続きます。週末は北海道や東北では日中も氷点下の所があるでしょう。13日と14日は大学入試センター試験が行われますが、当日も各地で真冬並みの寒さになりそうです。学校などは冬休みも明けて、電車の中など人との接触も多くなります。インフルエンザなどの感染症にも注意が必要です。センター試験を間近に控えている方はもちろんですが、その他の皆さんも体調管理、防寒対策を万全にして週末まで乗りきりましょう。