北海道では月曜日(25日)から寒さが続いていますが、今日(29日)も寒さが続いてしまいそうです。年の瀬の忙しい時期で外出する方も多いと思いますが、寒さ対策をしっかりとなさって下さい。しかし、明日はようやく冬将軍ともお別れして、日中はほっと一息つける所が多くなります。

昨日(28日)の道内の最高気温は氷点下2度前後の所が多く、全般に平年より2度ほど低くなりました。函館では昨日も氷点下1・2度までしか上がらず、12月に入ってから昨日までに最高気温が0度未満の真冬日となった日が15回ありました。函館で12月に真冬日が15回以上となったのは、2001年以来16年ぶりのことです。今日の道内各地の最高気温は、広く氷点下2度前後で、真冬日の続く所が多くなりそうです。年越し準備の買い物など、外出の際は暖かい服装を心掛けて下さい。
ただ、明日は最高気温がプラスの所が多く、年末年始にかけては更に気温は高くなります。冬将軍はしばらくの間は不在となる見込みで、特に元日の日中は過ごしやすい気温となるでしょう。ただ、屋根からの落雪や積雪の多い所では、なだれに注意して下さい。
また、31日大みそかの夜から三が日にかけては、天気の崩れる所が多くなりそうです。湿った雪の降る所が多く、太平洋側などでは雨の降る所があり、降り方の強まる所もあるでしょう。初詣や初売りなどの外出には、晴れ着が濡れてしまわないように、傘などの雨具を用意して下さい。雪が解けて水溜りの出来る所もありますので、車の運転は泥はねに注意して、靴には防水スプレーをするとよいでしょう。