19日(木)は関東地方を中心に朝から冷たい雨が降り、気温の低い状態が続いています。東京都心の正午の気温は11度1分。10月中旬に正午でこれほど低い気温になったのは、これまで初めての記録です。また関東周辺でも標高の高い所では雪となり、積雪となっている所があります。

19日朝の渋峠の様子(提供:志賀高原)
19日朝の渋峠の様子(提供:志賀高原)

都心では寒さ続く 初めての記録

19日(木)は関東地方を中心に朝から冷たい雨が降り、気温の低い状態が続いています。今朝の東京都心の最低気温は9度9分と、今シーズン初めて10度を下回り、この時期としては31年ぶりの寒さとなりました。日中になっても気温の上がり方は鈍く、正午の気温は11度1分と12月中旬並み。10月中旬に正午でこれほど低い気温となったのは、これまで初めての記録です。

関東近隣でも積雪

今朝は北海道の稚内から初雪の便りが届きましたが、関東周辺でも標高の高い所では雪となり、積雪となった所があります。
写真は、標高2000メートルを超える、長野県と群馬県の県境の渋峠周辺の写真です。志賀高原観光協会の方にお話を伺った所、の湯温泉周辺から渋峠にかけて朝から雪となり、10センチ近くの積雪になったそうです。一面銀世界。秋から一気に冬の装いとなっています。
関東甲信地方は、あす20日(金)の午前中中心に雨が降る見込みです。標高の高い山や峠などにお出かけの際は、冬タイヤを装着するなどして、車の運転には十分にご注意ください。