この先1か月は、北日本は寒気の影響を受けやすいでしょう。東日本と西日本は暖かい空気に覆われやすい見込みです。この先1か月の気になる天気を、最新の資料をもとにまとめました。

★1週目(10月7日~13日)

北日本の日本海側では気圧の谷や寒気の影響を受けやすく、曇りや雨の日が多くなりそうです。北日本の太平洋側と東日本、西日本、沖縄や奄美では、前線や湿った空気の影響を受けて、曇りや雨の降る日が多くなるでしょう。東日本と西日本では気温が高めになりそうです。西日本では夏日になる所も多く、暑さが戻るでしょう。ただ、朝晩は空気がひんやり感じられますので、羽織る物があると良さそうです。

★2週目(10月14日~20日)

北日本の日本海側では1週目に続き、気圧の谷や寒気の影響を受けやすいでしょう。平年よりも曇りや雨の日が多い見込みです。北日本では気温は平年並みか低く、着実に秋は深まっていくでしょう。初霜や初氷などの冬の便りが届くかもしれません。北日本の太平洋側と西日本の日本海側では、平年と同じく晴れる日が多いでしょう。東日本の日本海側では、天気は数日の周期で変わる見込みです。東日本や西日本の太平洋側と沖縄・奄美では、天気は変わりやすく、前線や湿った空気の影響で平年よりも晴れる日が少ないでしょう。すっきりしない日が多くなりそうです。

★3~4週目(10月21日~11月3日)

北日本の日本海側では平年と同じく、曇りや雨の日が多くなりそうです。一方、北日本や東日本の太平洋側と西日本では平年と同じく秋晴れの日が多いでしょう。気温は平年並みか高い所が多くなりますので、日中は日差しの下では過ごしやすくなりそうです。ただ、朝晩の冷え込みは強くなるでしょう。東京のこの時期の最低気温の平年値は10度前後。朝晩の外出はコートなど上着は必須になりそうです。また寝具も厚手の布団や毛布を用意した方が良いでしょう。この時期は気温の差が大きく、気温がグッと下がりますので、今のうちから衣類や寝具を用意しておくと安心です。東日本の日本海側や沖縄・奄美では、数日の周期で天気が変わる見込みです。またこの時期になると、北海道では広い範囲で紅葉の見頃を迎え、次第に東北北部からも紅葉の便りが届きそうです。