あす(19日)は晴れる所が多くなりますが、上空に寒気が流れ込むため、北日本を中心に大気の状態が不安定になりそうです。

上空に寒気、大気不安定に

きょう(18日)は、関東から西では台風一過の青空が広がった所が多くなりました。北海道でも南部で日差しの届いた所がありました。あす(19日)は、台風18号から変わった温帯低気圧がオホーツク海で発達する見込みです。また北日本は上空に寒気が流れ込むため、大気の状態が不安定になりそうです。本州付近は南から高気圧に覆われて、晴れる所が多くなるでしょう。

19日の各地のポイント

【北海道】
太平洋側はおおむね晴れるでしょう。オホーツク海側や日本海側は、雲に覆われて雨や雷雨になる所もありそうです。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所があります。土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫にも注意・警戒してください。また風の強い状態が続く見込みです。高波にも引き続きご注意下さい。最高気温は平年並みかやや高くなりそうです。
【東北】
東北北部は、日本海側を中心に雲が広がりやすいでしょう。晴れ間があっても、急な雨やカミナリに注意が必要です。東北南部は大体晴れるでしょう。日中の気温は平年より高い所が多くなりそうです。
【関東~九州】
日差しがたっぷりと届いて、秋晴れになるでしょう。最高気温は平年より高くなり、30度くらいまで上がる所が多くなりそうです。空気が乾いてカラッとした暑さになるでしょう。
【沖縄】
朝から晴れる見込みです。那覇の最高気温は30度の予想で、4日ぶりの真夏日となりそうです。こまめな水分補給で熱中症にお気をつけ下さい。

20日以降は低気圧や前線の影響あり

20日(水)は西から低気圧が近づく見込みです。北海道から山陰にかけての日本海側では、所々に雨雲がかかるでしょう。21日(木)に低気圧が太平洋側に進むと、今度は西日本に前線が近づく見込みです。このため西から天気は下り坂で、今週末は九州から関東は曇りや雨のスッキリしない天気となりそうです。この雨の後は残暑がおさまり、季節が進む見込みです。