21日に東京で桜が開花しましたが、この先も関東から西の各地は、気温が平年並みか平年より低く、花冷えの日が多くなりそうです。また、この先1か月は降水が少なく、空気の乾燥が続く見込みです。

◆春本番の暖かさは、まだ先

この先1か月は、春らしく短い周期で天気が変化するでしょう。関東から九州にかけては、気温が平年並みか低くなり、花冷えの日が多くなりそうです。春本番の暖かさはもう少し先になるでしょう。夜桜見物にはまだまだコートが必要となりそうです。北海道や東北は、寒気が流れ込みにくくなり、気温が平年より高い見込みです。

◆降水量少なく、空気の乾燥が続く

この先1か月の降水量は、北海道と東北は平年並みか少なく、関東から九州にかけては、少なくなりそうです。しばらくは空気の乾燥が続くでしょう。火の取り扱いや体調管理にご注意下さい。

◆各地の天気傾向

【1週目(3月25日~31日)】
日本海側の各地は、寒気や気圧の谷の影響は弱く、平年に比べて晴れの日が多いでしょう。太平洋側の各地は、平年と同様に晴れの日が多くなる見込みです。気温は、北海道と東北で平年より高くなりますが、関東から西は、平年並みか低くなり、まだコートが必要となりそうです。
【2週目(4月1日~7日)】
北海道から東海にかけては、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。近畿から九州にかけては、平年に比べて晴れの日が多い見込みです。気温は、北海道と東北は、引き続き平年より高い傾向ですが、関東から九州にかけては、おおむね平年並みの予想です。
【3~4週目(4月8日~21日)】
北海道と東北は、平年と同様に晴れの日が多いでしょう。関東や東海と近畿から九州にかけては、平年に比べて晴れの日が多い見込みです。気温は、北海道と東北で平年並みか高く、関東から九州にかけては、平年並みでしょう。
【沖縄や奄美】
この先一か月は、曇りや雨の日が多くなるでしょう。気温は、3月中は平年より低く、4月に入ってからも平年並みか低い日が続きそうです。