長野県の小谷村では、わずか半日で50センチ近い雪が積もりました。また、菅平高原の正午の積雪は122センチと、1月の最深積雪の記録を更新。群馬県北部も短い時間に積雪が増えました。

21日(土)は、冬型の気圧配置が強まり、上空に強い寒気が流れ込んでいます。長野県は北部や中部を中心に雪雲がかかり、雪の降り方が強まっている所があります。今シーズン最も多く雪の積もっている所もあり、小谷村ではわずか半日で50センチ近い雪が降って、正午には積雪が140センチに達しました。上田市の菅平高原は午前中だけで約40センチ積雪が増え、正午の積雪は122センチと、1月の最深積雪の記録を更新しました。そのほか正午の積雪は白馬村83センチ、長野市45センチ、軽井沢町35センチと、所々で平年の2倍以上の積雪となっています。
また、群馬県北部にも雪雲がかかっています。草津町は午前中だけで約30センチ雪が積もり、正午の積雪は116センチに達しました。みなかみ町でも雪の降り方が強まり、未明に88センチだった積雪は、正午には113センチまで増えました。
長野県、群馬県ともに大雪のピークは過ぎており、大雪警報はすでに解除されていますが、夕方にかけても雪による交通障害や雪崩などにご注意ください。