記録的に早い雪や寒さ、今年の11月は度々強烈な寒気に見舞われました。今年の冬はこのまま寒くなるのでしょうか?

◆11月 北海道は度々強烈な寒気 関東で記録的に早い雪

今年は11月だというのに、度々強烈な寒気が南下。北海道では度々大雪に見舞われました。昨日(24日)は東京でも11月としては観測史上、初めて積雪となるなど、関東の所々で記録的に早い雪。今日(25日)は天気は回復したものの、気温の上がり方は鈍く、年の瀬頃の寒さとなりました。
今年は、記録的に早い雪や寒さに見舞われていますが、この先、本格的な冬に向けて、どんどん寒くなるのでしょうか?

◆12月 このままどんどん寒くなる?

【1週目(~12月2日)】北海道や東北では気温は平年並みか低い予想で、厳しい寒さの日が多くなるでしょう。一方で、関東から九州は平年並みの予想で、北風が冷たい日もありますが、極端な寒さはなさそうです。
【2週目(12月3日~12月9日)】全国的に気温は平年並みか高い予想です。この時期、中国大陸で冷やされた冷たい空気が日本列島にも流れ込むと、寒さが厳しくなりますが、中国大陸の上空の気温も高めで経過する予想で、寒気が蓄積されることはない見込みです。厳しい寒さの日は少なく、真冬を前にホッとできる日が多くなるでしょう。少し早めですが、この時期に大掃除を進めておくのも良さそうです。
【3週目~4週目(12月10日~23日)】全国的に平年並みの見込みで、師走らしい寒さの日が多いでしょう。

◆1月・2月はどうなる?

【1月】気温は北海道から関東は平年並みの予想で、真冬らしい厳しい寒さの日が多いでしょう。西日本や沖縄・奄美は平年並みか低い予想。偏西風の蛇行により、西から寒気が流れ込みやすく、例年以上に寒い冬となる可能性があります。
【2月】気温はほぼ平年並みの予想です。立春を迎えても、例年同様、寒い日が多くなるでしょう。
◆まとめ◆昨シーズンはエルニーニョ現象の影響で、全国的に暖冬傾向となりましたが、今年は寒い冬になるでしょう。12月上旬に一時的に暖かな時期はあるものの、全般に冬らしい寒さの日が多くなりそうです。特に、西日本では真冬の時期に気温が平年を下回ることが予想されます。
今日、厚生労働省からインフルエンザの流行入りが発表されました。寒さ対策を万全にして、寒い冬を元気に乗り切りたいですね。