九州には現在も活発な雨雲がかかり、雷を伴って雨の降っている所があります。降り始めからの雨量が多く地盤の緩んでいる所も多くなっています。引き続き少しの雨でも土砂災害に警戒が必要です。

九州付近には梅雨前線が停滞し、現在も雨の降りやすい状態が続いています。
午前10時35分の雨雲の様子を見ると、九州南部を活発な雨雲が通過しています。
九州南部では雷を伴って雨の降っている所があり、
鹿児島県田代では1時間に24.0ミリなど強く降っている所もあります。
九州ではこれまでも雨の降り続いている所が多く、
午前10時までの24時間の降水量は、
鹿児島県喜入で146.5ミリ、
宮崎県えびので139.5ミリ、
鹿児島県輝北で136.5ミリ、
その他も鹿児島県を中心に100ミリを超えている所が多くなっています。
昼すぎには雨のやむ所が多くなりますが、
昼頃にかけては雷を伴って非常に激しく降る所もあります。
すでに平年の6月の雨量を超えて地盤の緩んでいる所が増えています。
今後は少しの雨でも土砂災害に厳重に警戒をしてください。