九州では今週に入ってぐずついた天気が続いていましたが、11日(水)は前線が九州の南海上へ下がり、ようやく天気が回復してきました。12日(木)から次第に高気圧の勢力が強まり、一気に夏のような暑さになる見込みです。作業や運動などする際は熱中症にご注意下さい。

12日(木)から気温上昇

上の表は、12日(木)から向こう1週間の、福岡市、本市、鹿児島市の予想最高気温です。12日(木)から16日(月)は、最高気温が27度前後と、各地で夏日になり、一気に夏のような暑さが訪れる見込みです。15日(日)の最高気温は、福岡市、熊本市はいずれも28度と6月並みの暑さになるでしょう。

暑さの原因

この暑さの原因は、夏の主役、太平洋高気圧の勢力が一時的に強まるためです。強い日差しが照りつけ、暖かい空気が入りやすくなることで、一気に気温が上がります。九州の内陸部などでは、最高気温が30度以上の真夏日になる所もでてくるかもしれません。

熱中症に注意

この時期、急に夏のような暑さが訪れると、まだ体が暑さに慣れておらず熱中症になりやすくなります。外で作業などする際は、喉が渇く前にこまめに水分補給を行いましょう。また、体調に少しでも異変を感じたら、無理をせずに休憩を取りましょう。また、日差しも強くなりますから、屋外での活動は帽子や日傘など利用するとよいでしょう。