週末はこの時期にしては強い寒気が南下。東京や名古屋など、桜の咲いた所も冷え込んで、朝晩は冬のコートが欲しいくらい。雪が続く北海道は、新幹線の開通とともに寒さ解消。

「春の彼岸」を過ぎても まだ冬のコートの出番

22日火曜日は、東京や名古屋など、すでに桜が開花した所では、最高気温が15度を超えて、桜の花が咲き進む陽気になっています。明日23日水曜日は「彼岸明け」で、「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、今年は「春の彼岸」を過ぎても、まだ冷えこむ日があるでしょう。というのも、上記の天気図のように、25日金曜日頃には、この時期にしては強い寒気が流れ込んできそうなのです。
各地の10日間予報をみてみますと…
東京では、26日土曜日は最低気温が3度と、朝は、霜が降りるくらいの冷え込みになるでしょう。でも、26日土曜日の朝から急に寒くなる訳ではありません。前日、25日金曜日の夜から、だんだん北風が冷たくなってくるでしょう。25日金曜日は、3月最後の金曜日で、年度末の送迎会や、早めのお花見を計画している方もいらっしゃると思いますが、万全な防寒対策が必要です。

そして、東京よりも、一段と冷え込みが強まりそうなのは、名古屋です。25日金曜日と26日土曜日の最低気温は、どちらも2度の予想です。咲き始めた桜も、震えるくらいの冷え込みになりそうですね。気温が低いと桜の開花がゆっくり進むので、桜が長く楽しめますが、こちらも朝晩は冬の上着が欲しいくらいでしょう。週末は、出かける時間に合わせて、上手に服装を選んでください。

冬服をしまうタイミングは?

あと1週間もすれば4月を迎えるということで、関東から西では、そろそろ冬のコートやダウンジャケットなどをしまう時期。いつしまおうか、迷っている方もいらっしゃるかと思います。25日金曜日を中心とした冷え込みの後でも、3月いっぱいは、まだ一時的に冷え込む日もありそうです。名古屋は、30日水曜日に、また最低気温が3度の予想です。冬のコートを1枚は残しておいた方が良さそうです。急な冷え込みに備えて、冬服を完全にしまうタイミングは、4月になってからがオススメです。

北海道 新幹線の開通と共に春の日差し

一方、北海道付近では、25日金曜日頃にかけて寒気がゆっくり南下するので、雪の降る日が続くでしょう。天気が回復するのは、26日土曜日になりそうです。26日土曜日以降も、朝の冷え込みは続きますが、ちょうど「北海道新幹線が開通する日」から、昼間は日差しに春の暖かさを実感できそうです。でも、その前には、また積雪が増えそうですので、雪の多い所では、ナダレに十分ご注意下さい。