7月は沖縄や奄美、九州から関東にかけての太平洋側で降水量が多くなりました。日照時間は東北や北海道の太平洋側で特に多く、気温は東海から北海道にかけて高めの傾向となりました。

【降水量は沖縄や奄美、九州から関東にかけての太平洋側でかなり多く】
梅雨前線や湿った気流の影響を受けやすく、台風9号、11号の影響もあって、雨の量が多くなりました。
上の図にあるように、鹿児島の降水量は529.5ミリと平年の約1.7倍の量が降りました。
【日照時間は東北や北海道の太平洋側で多くなった】
東北や北海道の太平洋側では高気圧に覆われることが多かったため、日照時間がかなり多くなりました。
図にありますように、仙台の7月の日照時間は191.1時間と平年の約1.6倍でした。
一方、梅雨前線や湿った気流の影響を受けやすく、雨の多かった近畿から九州、奄美、沖縄では、
日照時間がぐっと少なくなりました。
【気温は北海道から東海にかけて高く、近畿から西で低めに】
北海道から東海は、中旬以降は高気圧に覆われる日が多く高めとなり、特に下旬はかなり高くなりました。
天気のぐずついた日が多かった近畿から西の気温は、上旬にかなり低く、全体を通して低い傾向でした。