「カーテン」や「ベッド」といった家具や「スプーン」「フォーク」といった日用品など、普段何気なく使っている英単語。カタカナだったら全部英語でしょ?と思っていたら大間違いです。「フリーター」や「ペットボトル」など、日本で生まれた“和製英語”はネイティブの人が聞いたら何のことやらサッパリ。今回はアメリカやイギリスといった英語圏を旅行する際には気を付けておきたい使用NGな和製英語をご紹介します。旅行中にうっかり使ってしまいそうなものだけをピックアップしました。

イメージ画像
イメージ画像

1.ホットケーキ?何それ?

まずは定番の和製英語から。英語圏で「ホットケーキ」と言っても全く伝わりません。正しくは「pan cake」。フライパンを意味する「pan」で焼く「cake」だから「pan cake」です。最近は日本でもパンケーキブームが起こっていたので、ホットケーキは和製英語だと認識している人も多いはず。

イメージ画像
イメージ画像

2.パーカー?人の名前ですか?

フード付きの上着のことを日本ではパーカーと言いますが、英語では「hoodie」が正解。最近はファッション用語としての“hoodie”が日本でも定着してきているので、比較的認知されてきましたね。

イメージ画像
イメージ画像

3.ノンシュガー?ノンアルコール?

打ち消しの意味を持つ「No」と名詞を組み合わせることで、日本人にもイメージしやすいため広まった「ノン〇〇」という表現。これらもしっかり和製英語です。砂糖無しは「sugar less」、アルコールが入っていないものは「alcohol free」と表現します。日本でも、缶コーヒーや缶ビールにはこのように記載されるようになりましたね。

イメージ画像
イメージ画像

4.ソフトクリーム?それって食べても大丈夫なの?

日本で使われているソフトクリームという単語は「soft serve ice cream」を端的にした和製英語です。「cream」は薬品をはじめ、いろいろな物に使われる英単語なので注意が必要です。「ソフトクリームちょうだい」と困っている店員さんを相手に連呼していると、後ろで並んでいる人たちがイライラしちゃうかも。

イメージ画像
イメージ画像

5.「ピーマン抜き」とオーダーしてたって?ていうかピーマンって何よ

「ピーマン」という単語はフランス語から派生した和製英語のようです。英語では「green pepper」と言わなければ通じません。ピーマンが苦手でどうしても料理に入れてほしくない人は絶対に覚えておきたいですね。

イメージ画像
イメージ画像

6.コンセント?何を承諾しろと?

電化製品のプラグを差し込む電源のことを日本では“コンセント”と言いますが、英語では「承諾する、同意する、納得する」を意味する動詞です。アメリカでは「outlet」、イギリスでは「socket」で通じるので、ホテルの従業員に尋ねる際などは注意が必要です。

イメージ画像
イメージ画像

7.日本ではバイクに乗るのに運転免許が必要なの!?

海外で「バイクをレンタルしたいんだけど」と言って自転車が出てきたら「子ども扱いされてる?」と勘違いしてしまうかも。英語の「bike」は“自転車”を意味する単語で、エンジン付きのオートバイは「motorbike」と表現します。

イメージ画像
イメージ画像

8.ペーパードライバー?紙用の工具か何かですか?

おそらく「運転しないから私の免許証は紙切れ同然です」といったニュアンスから派生してできた和製英語ではないかと思われます。ペーパードライバーと同義の英語は無いので、そのまま「免許は持っているけど、運転は普段していない」と伝えましょう。

イメージ画像
イメージ画像

思わず使ってしまいそうな和製英語の数々、いかがでしたでしょうか。今回ご紹介したものはすべて覚えやすいものばかりですので、英語圏を旅行する際は覚えておくと役立つかもしれませんよ。

イメージ画像
イメージ画像