普段の食卓、メニューや味が「いつも通り」なのは、しっかりと丁寧に作っていたり、ルーティンのように手順ができているからこそ。とても素晴らしいことだと思います。しかし…作っている人も、食べている人も「飽き」を感じてしまうこともありますよね。そんな時には、タレを変えてみるのはいかがでしょうか?今回は、いつもの料理をアップグレードさせる、本格的な調味料の作り方をご紹介します。

今回、紹介するのは…

優しい甘みと、濃厚な甘みが凝縮した『ふりかけ』のような調味料です。水分をしっかり飛ばして作れば、冷蔵庫での日持ちが長くなります。

おすすめの使い方として一番に推したいのが、餃子のタレに加えること。普段食べている味とは全く変わって、まるでお店の味のよう!また、チャーハンを作る際の調味料として使うのも、とてもおすすめです。ふりかけやトッピングとして、目玉焼きや炊きたてのご飯にのせても、とても美味しくいただけます。他にも、きゅうりやキャベツなどの生野菜と和えて、簡単な浅漬けサラダを作る際に使っても。では、作り方をご紹介しましょう。

作ってみよう!

今回の『ふりかけ』でメインとなる材料は、「干しエビ」「ココナッツファイン」「かつお節」です。使用する材料のうち、普段は、なかなか使わない材料が含まれているかもしれませんね。そのような場合は、海外の調味料を多く扱うお店や、製菓・製パンなどの材料を扱うお店などで手に入れることができると思います。近所にない場合は、インターネット販売を手掛けているお店もありますので、調べてみてくださいね。

<材料>

干しエビ 大さじ2

かつお節 大さじ2

ココナッツファイン 大さじ5

玉ねぎ 1個

にんにく 4片

パームシュガー(なければ黒糖) 大さじ2

塩 大さじ2

粉唐辛子 大さじ2

レモングラス(生)* 15cm

サラダ油 大さじ1

*レモングラスは、生で手に入れるのが少し難しい食材かもしれませんが、その場合は、乾燥したもので代用を。しっかり濡らしたキッチンペーパに巻いて、15分ほど置いてから使用してください。

<作り方>

1. 干しエビはひたひたの水で戻しておく(戻した水も利用するのでそのまま捨てないでおきます)。

2. 玉ねぎとにんにくはみじん切りにします。

3. フライパンにサラダ油をひき、中火で熱して、玉ねぎを透き通るまで炒めます。

4. レモングラス以外の材料を加えて、水分が飛んでパラパラになるまで5分ほど炒めます。

5. しっかりと水分が飛んだら、刻んだレモングラスを加えます。ざっくりと混ぜるように1分ほど炒めたら出来上がりです。

ほのかな甘みと食感がアクセント。クセになりそうなおいしさです
ほのかな甘みと食感がアクセント。クセになりそうなおいしさです

マンネリしがちな食卓を、調味料が変えてくれるかもしれません。ぜひ試してみてくださいね。

レモングラスは冷凍保存できますよ
レモングラスは冷凍保存できますよ