今年も残すところ、あと2日とちょっとなりました……。
慌ただしい年末真っ盛りですが、皆さん体調は万全ですか?
寒風吹きすさぶこの時季は、「首」まわりを温める防寒グッズであるマフラーが手放せませんが、よく考えてみると人のカラダには3つの「首」があります。
それは首、手首、足首の3つ。この3つの「首」まわりはいずれも皮膚が薄く、毛細血管が収縮することで、最も冷えや感じやすい部位と言われています。
そこで「冷え」に悩む方は必読! 3つの「首」の温め方を調べてみました。

首、手首、足首をしっかり温めよう
首、手首、足首をしっかり温めよう

1. 胸元(首)を温める

長時間のPC操作などで目を酷使すると、頭を支える首から肩にかけての筋肉が緊張し、カラダ全体の血流を悪化させることになります。長時間同じ姿勢をとる場合は、定期的に休憩をとるよう心がけ、適度なストレッチで筋肉に刺激を与えてあげましょう。
そして、何より大切なのは首まわりを冷やさないこと。オフィスであれば薄めのストールを首に巻くだけで保温効果を維持できますし、ドラッグストアで手軽に手に入る温感クリームもおすすめ。血行促進とリラックスを兼ねて、首まわりをクリームで優しくマッサージしてあげましょう。

2.最も冷えやすい手もと(手首)を温める

手のひらを閉じる、開く、の動作を10回繰り返す。これだけでも手もとの血流はかなり促進されますが、冷え対策上手な女性が活用している手首ウォーマーも、最近ではオフィス仕様のデザインが多く売られているので、気になる人はチェックを!
また、意外な冷え対策グッズとして注目されているのが、家電量販店などで売られている「ヒーター内蔵マウス」です。使い方はUSBにつなぐだけといたって簡単。温かいマウスを手で覆うだけでかなり手もとは温められるので、オフィスで長時間PCに向かう人にとって、強力な味方となってくれそうです。

3. 第二の心臓と言われる足もと(足首)を温める

ひざ下の可動域が制限されるロングブーツを履く機会の多い女性は、どうしてもひざ下の血流が滞り、冷えを誘発してしまいがち。そうならないためには、心臓から遠い位置にあってうっ血しがちな足まわりの血流を、スムーズに心臓へ送り返すことが大切です。
足まわりの冷え対策グッズの一例を挙げるだけでも、古典的な人気商品「レッグウォーマー」から、蒸れ知らずの「4枚重ね靴下」、電気を使わない「足温器」、電気を使った「省エネ足温器」、足下をすっぽり包む「足もとクッション」など、さまざまな商品が販売されています。
要するに、最も自分に適した冷え対策グッズをチョイスするには、使用する場所(オフィスor自宅)、あるいはカラダのどの部分を、どう温めるべきか……を見きわめることが大切だといえますね。

冷えたな?と感じたら即実践!

カラダの不調は下半身の冷えが原因となる場合が多いため、空いた時間をみつけて血行を促進するカンタンな運動や、寒さで固まった筋肉に刺激を与えてあげましょう。
たとえば……
●椅子に座った状態で足指グーパーを行い、固まった筋肉に刺激を与えてあげる
● マッサージなどで、ふくらはぎの筋肉に刺激を与えてあげる
● スクワット(立つ⇔座るの動作)を行い、下半身の血行を促進する
● 意識的に歩くことで、足首+ふくらはぎの血行を促進する
冷えと無縁の元気な体調を維持するためにも、今冬は3つの「首まわり」を温めることで、いつもがんばってくれているカラダを労り、不調と無縁の日々を過ごしましょう!