第二次世界大戦中に製造された旧日本陸軍の三式戦闘機「飛燕(ひえん)」が、当時開発を担った川崎航空機工業に連なる総合重機メーカー、川崎重工業の有志によって修復された。機体は全長9.2メートル、全幅12メートルで、細かい部分や色合いまでもが忠実に再現された。長い歴史がある“カワサキ”と国内外の愛好家たちの総力をもって復元された飛燕の姿を紹介する。

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撮影・文/南文枝