平昌五輪特集

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AERA「U25」

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故郷の海に背中を押されて
プロサーファー
高橋みなと
1993年8月9日生まれ

「世界を舞台に戦い続けたい。わたしの活躍が故郷・仙台の励みになると思うから」
 そう意気込むプロサーファーの高橋みなとは、国内のジュニア大会で何度も入賞を果たし、世界大会にも出場する若手のホープだ。
 仙台新港の海で、小3から波に乗る。自然が相手だからこその「完成形のない楽しさ」がたまらない。小6で初めて大会に出場し、4位に入賞。その大会で見たプロのライドに憧れた。
 高校は地元の聖和学園高校に進んだが、入学式は欠席した。南米エクアドルで開催された18歳以下の世界大会に出場するためだったが、「入学式は休むし、日焼けしたガングロ金髪だし、クラスメートからは最初、めっちゃ引かれました」
 慣れ親しんだ宮城の海を大津波が襲ったのは、高3への進級を間近にひかえた3月11日。毎日、海に入っていた高橋は、何となく異変を感じていた。
「1週間前から不思議なほど波が立たなくて。当日はなぜか気分が乗らず、海に行かなかった」
写真:東川哲也 ライター:小野美由紀

故郷の海に背中を押されて プロサーファー
高橋みなと
1993年8月9日生まれ

「世界を舞台に戦い続けたい。わたしの活躍が故郷・仙台の励みになると思うから」
 そう意気込むプロサーファーの高橋みなとは、国内のジュニア大会で何度も入賞を果たし、世界大会にも出場する若手のホープだ。
 仙台新港の海で、小3から波に乗る。自然が相手だからこその「完成形のない楽しさ」がたまらない。小6で初めて大会に出場し、4位に入賞。その大会で見たプロのライドに憧れた。
 高校は地元の聖和学園高校に進んだが、入学式は欠席した。南米エクアドルで開催された18歳以下の世界大会に出場するためだったが、「入学式は休むし、日焼けしたガングロ金髪だし、クラスメートからは最初、めっちゃ引かれました」
 慣れ親しんだ宮城の海を大津波が襲ったのは、高3への進級を間近にひかえた3月11日。毎日、海に入っていた高橋は、何となく異変を感じていた。
「1週間前から不思議なほど波が立たなくて。当日はなぜか気分が乗らず、海に行かなかった」 写真:東川哲也 ライター:小野美由紀