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「鉄道」に関する記事一覧

ホルモンの聖地を都電が走った54年前の「亀戸」は、あまりに突き抜ける空だった!
ホルモンの聖地を都電が走った54年前の「亀戸」は、あまりに突き抜ける空だった! 2020年の五輪に向けて、東京は変化を続けている。前回の東京五輪が開かれた1960年代、都民の足であった「都電」を撮り続けた鉄道写真家の諸河久さんに、貴重な写真とともに当時を振り返ってもらう連載「路面電車がみつめた50年前のTOKYO」。今回はかつて工場街だった亀戸・水神森を走る都電だ。
1年4カ月で建設された“絶景の秘境路線” JR只見線、10年越しの復旧へ
1年4カ月で建設された“絶景の秘境路線” JR只見線、10年越しの復旧へ JR只見線(会津若松~小出=こいで=間、135.2キロ)は2011年、「平成23年7月新潟・福島豪雨」によって橋梁(きょうりょう)流失などの甚大な被害を受け、途中の会津川口~只見間27.6キロで長期運休が続いている。しかし2017年に「上下分離方式」による鉄道での復旧が福島県とJR東日本との間で合意され、21年度中には運行再開の見通しとなった。被災から運行再開まで、10年あまりの歳月が費やされることになる。この区間は建設時、巨大ダムや発電所の工事専用鉄道としてわずか1年4カ月の工期で造られた路線だった。
昨年の人身事故件数は1108件、想定損害額は46億円超!? ホームドアの費用対効果
昨年の人身事故件数は1108件、想定損害額は46億円超!? ホームドアの費用対効果 近年、首都圏や関西などの乗降客が多い駅を中心に、ホームドアの設置が急速に進んでいる。ホームドアとは、駅のプラットホームに柵と可動式の扉を設け、列車が到着したときだけ扉を開く安全装置である。その設置目的は、乗客がプラットホームから線路へ転落することで起こる、人身事故を防ぐことにある。
「都の西北」早稲田を走る56年前の都電 いまとは別世界の街並みに昭和が満ちあふれていた!
「都の西北」早稲田を走る56年前の都電 いまとは別世界の街並みに昭和が満ちあふれていた! 2020年の五輪に向けて、東京は変化を続けている。前回の東京五輪が開かれた1960年代、都民の足であった「都電」を撮り続けた鉄道写真家の諸河久さんに、貴重な写真とともに当時を振り返ってもらう連載「路面電車がみつめた50年前のTOKYO」。今回は「都の西北~」と校歌に謳われる早稲田大学の街「早稲田」を走る都電だ。
新宿でも渋谷でもない! 都電時代の55年前、最大のターミナルだった意外すぎる場所とは?
新宿でも渋谷でもない! 都電時代の55年前、最大のターミナルだった意外すぎる場所とは? 2020年の五輪に向けて、東京は変化を続けている。前回の東京五輪が開かれた1960年代、都民の足であった「都電」を撮り続けた鉄道写真家の諸河久さんに、貴重な写真とともに当時を振り返ってもらう連載「路面電車がみつめた50年前のTOKYO」。今回は秋葉原や神田に近い、また都電の時代に最大のジャンクションでありターミナルだった「須田町」を走る都電だ。

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「座席鉄」厳選! 優先ポイント別、鉄道「いい席のススメ」
「座席鉄」厳選! 優先ポイント別、鉄道「いい席のススメ」 筆者は乗り物ライターを生業としているが、鉄道の趣味趣向を分類するなら「座席鉄」である。「座席鉄」とは聞き慣れない言葉だと思うが、鉄道を中心とする乗り物の座席にこだわり、その居住性を楽しむという鉄道趣味である。乗り物に乗る場合、接している時間が最も長いのは外観ではなく、座席を中心とした居住性の部分である。だから「座席」にこだわることは、旅を快適に楽しくするすべだと考えている。
“永遠に終わらない”砂防工事に挑む38段のスイッチバック 国交通省立山砂防工事専用軌道
“永遠に終わらない”砂防工事に挑む38段のスイッチバック 国交通省立山砂防工事専用軌道 国土交通省立山砂防工事専用軌道は、富山県立山町の千寿ケ原(せんじゅがはら)から、立山カルデラの入り口にあたる水谷までの18キロを結ぶ。610ミリ幅の狭い線路を、小さなディーゼル機関車が作業員や資材を載せたトロッコを引いて行き来する。険しい地形を克服するため、途中には合わせて38カ所ものスイッチバックと18の橋梁(きょうりょう)、12のトンネルが設けられている。開業は1929年、それから90年間も工事用の軌道が現役で動き続けているのは、立山の砂防が“永遠に終わらない”工事だからだ。
「この世界の片隅に」の舞台をたどる 広島電鉄・広島駅・呉線・呉駅
「この世界の片隅に」の舞台をたどる 広島電鉄・広島駅・呉線・呉駅 2016年に公開された、片渕須直監督の長編アニメーション映画「この世界の片隅に」(こうの史代原作)は、累計210万人以上が鑑賞した、平成を代表する大ヒット作となった。背景には片渕監督が6年間の歳月をかけて膨大な資料にあたって作り上げた、太平洋戦争前後の広島・呉の風景が詳細に紡がれている。今回は、広島電鉄・広島駅・呉線・呉市電などの“鉄道シーン”を中心に、主人公・すずさんが暮らした風景をたどる。
「五反田」駅付近の54年前は今とあまり変わりない!? 都営浅草線開通以前の足だった都電
「五反田」駅付近の54年前は今とあまり変わりない!? 都営浅草線開通以前の足だった都電 2020年の五輪に向けて、東京は変化を続けている。前回の東京五輪が開かれた1960年代、都民の足であった「都電」を撮り続けた鉄道写真家の諸河久さんに、貴重な写真とともに当時を振り返ってもらう連載「路面電車がみつめた50年前のTOKYO」。今回は国鉄(現JR)五反田駅前を発着する都電だ。
京阪電気鉄道京津線 「地下鉄」「山岳鉄道」「路面電車」を三変化を愉しむ
京阪電気鉄道京津線 「地下鉄」「山岳鉄道」「路面電車」を三変化を愉しむ 逢坂山トンネルの北側にある半径45メートルの急カーブを曲がる800系(撮影/高橋徹) 上栄町駅付近の線路に設けられたスプリンクラー(撮影/高橋徹) 約600メートルの併用軌道区間を経て、びわ湖浜大津駅に入る800系(撮影/高橋徹)  京阪電気鉄道京津(けいしん)線は、京都市の御陵(みささぎ)駅と大津市のびわ湖浜大津駅を結ぶ7.5キロ・乗車16分間たらずの短い路線だが、すべての電車が京都市営地下鉄東西線に乗り入れ、最大61パーミル(1000メートルあたり61メートルの高低差)の急勾配と最小半径40メートルの急カーブで逢坂(おうさか)越えの山岳鉄道区間を経て、大津市街地では路面を走るという、変化に富んだ車窓が楽しめる。厳しい条件を克服するために造られた800系電車は“日本一高価な電車”ともいわれている。江戸時代初期に作られた「大津祭」の曳山(ひきやま)と路上で並ぶ大型電車の姿は鉄道ファンのみならず、一般の人たちからも人気を集めている。

特集special feature

    東京・武蔵野の“幻の鉄道”跡は、中島飛行機のエンジン工場専用線だった
    東京・武蔵野の“幻の鉄道”跡は、中島飛行機のエンジン工場専用線だった 東京都武蔵野市の北部に位置する都立武蔵野中央公園は、約10万平方メートルの敷地をもち、都内では珍しい広大な芝生広場が造られている。周辺を含めたエリアは、旧帝国海軍の零式艦上戦闘機(ゼロ戦)用など、日本最大の航空機エンジン工場だった中島飛行機武蔵製作所の跡地で、いまのURひばりが丘パークヒルズ(ひばりが丘団地)にあった中島航空金属田無製造所との間に、簡易鉄道が敷かれていた。線路は米軍の爆撃によって徹底的に破壊されて痕跡を留めず、“幻の鉄道”とされていた。1990年代の地元保谷市(現・西東京市)公民館の聞き取り調査により、そのルートが確認されるなど、概要が明らかにされた。
    風前のともしび 廃線危機の北海道3路線のいま
    風前のともしび 廃線危機の北海道3路線のいま 時代が「令和」を迎える直前の2019年3月31日、JR北海道の石勝線夕張支線(新夕張~夕張間)が最後の列車の運行を終え、1892年の開業から127年の歴史に幕を閉じた。道内ではこのほか、札沼線(学園都市線)の北海道医療大学~新十津川間の2020年5月7日限りの廃止が決定。さらにJR北海道は2018年6月に国交省と道と協議し、留萌本線深川~留萌間の全線と、災害により長期不通が続いている日高本線の鵡川(むかわ)~様似(さまに)間、根室本線の富良野~新得間の廃止方針を示している。“風前のともしび”ともいえる、北海道3路線の現状はどうなっているのか。
    「君の名は」で全国区になった55年前の数寄屋橋と都電 「天下の銀座」が板張りだった理由
    「君の名は」で全国区になった55年前の数寄屋橋と都電 「天下の銀座」が板張りだった理由 2020年の五輪に向けて、東京は変化を続けている。前回の東京五輪が開かれた1960年代、都民の足であった「都電」を撮り続けた鉄道写真家の諸河久さんに、貴重な写真とともに当時を振り返ってもらう連載「路面電車がみつめた50年前のTOKYO」。今回は数寄屋橋界隈を走った都電だ。
    最後の寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」 全設備乗り比べ徹底比較
    最後の寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」 全設備乗り比べ徹底比較 東京~高松・出雲市駅間を運行する寝台特急「サンライズ瀬戸・出雲」は、現在の我が国では唯一の毎日運行する「定期夜行列車」である。「ななつ星 in 九州」などのクルーズトレインは夜行列車であっても毎日運行されているわけではなく、みどりの窓口で切符を買えない「団体専用列車」だ。そして「ムーンライトながら」などの夜行快速は臨時列車のため、毎日運行されているわけではない。
    巨大ターミナル「新宿駅」西口の著しい変貌 56年前の都電と超高層都市のルーツ「淀橋浄水場」
    巨大ターミナル「新宿駅」西口の著しい変貌 56年前の都電と超高層都市のルーツ「淀橋浄水場」 2020年の五輪に向けて、東京は変化を続けている。前回の東京五輪が開かれた1960年代、都民の足であった「都電」を撮り続けた鉄道写真家の諸河久さんに、貴重な写真とともに当時を振り返ってもらう連載「路面電車がみつめた50年前のTOKYO」。今回は、現在の高層ビル群とはまるで別世界の新宿駅西口、青梅街道を走った都電「杉並線」だ。
    ちょうど50年前に廃止された「玉電」最終日の「三軒茶屋」 大渋滞に巻き込まれた路面電車の最期
    ちょうど50年前に廃止された「玉電」最終日の「三軒茶屋」 大渋滞に巻き込まれた路面電車の最期 2020年の五輪に向けて、東京は変化を続けている。前回の東京五輪が開かれた1960年代、都民の足であった「都電」を撮り続けた鉄道写真家の諸河久さんに、貴重な写真とともに当時を振り返ってもらう連載「路面電車がみつめた50年前のTOKYO」。今回は、いまや若者に人気の街として知られる「三軒茶屋」界隈を走った路面電車、東急玉川線だ。

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