年間1700人が死亡…気管支喘息のさまざまな治療法 呼吸困難などの発作を繰り返す喘息(ぜんそく)。65歳以上の高齢者を中心に年間約1700人超が命を落とす病気だ。治療の中心は吸入による薬物療法だが、近年、配合剤を中心に薬物治療は進化。より操作が簡便で高い治療効果を併せ持つ薬が相次いで登場している。 病気 8/29 週刊朝日
病気っぽくふるまう必要はない 専門家ががん副作用に悩む人にアドバイス がんの治療にはさまざまな“副作用”が伴う。その一つが外見の変化だ。脱毛、皮膚の変色、爪の変形などは、がん自体は治っても、その後の生活に支障を与えることも少なくない。国立がん研究センターが開設したアピアランス(Appearance・外見)支援センターでは、がんになった人たちの心を救う取り組みをしている。 がん病気 8/19 週刊朝日
海外から持ち込まれ感染する「輸入はしか」に要注意 高い熱と全身に赤い発疹。ここ数年、沈静化していた麻疹(はしか)が増えている。国立感染症研究所によると、今年はすでに412件の報告があり(7月16日現在)、昨年1年間の232件を上回った。重篤な場合、肺炎や脳炎などの危険もあり、厚生労働省なども注意を喚起している。 夏休み病気 7/31 週刊朝日
じゃんけんしながら声を出す…「シナプソロジー」が認知症に効果あり? 仕事に煮詰まると散歩する。そうするとなぜか頭がスッキリして、いいアイデアが浮かぶ──。そんな経験をしたことはないだろうか。体を動かすと脳も動く。同じことが認知症予防にも言えるが、これを機に何か運動を始めたい。そう考える人におすすめしたいのが、「シナプソロジー」だ。 健康病気 7/21 週刊朝日
腫瘍細胞を光らせる薬も 脳腫瘍に相次ぐ新治療法 熊本県在住の永井よし子さん(仮名・78歳)は2013年3月、もの忘れが増えたので、認知症を疑った家族にすすめられて近くの神経内科を受診した。CT(コンピューター断層撮影)検査を受けたところ、脳に腫瘍のようなものが見つかり、熊本大学病院を紹介された。CTや造影剤を使ったMRI(磁気共鳴断層撮影)検査の結果、脳腫瘍(神経膠腫・こうしゅ)の、グレード4と診断された。 病気 7/15 週刊朝日
骨粗鬆症による椎体骨折の治療法 「BKP」がすぐれているところ 埼玉県内でひとり暮らしをする安田トシ子さん(仮名・83歳)は、2014年3月に自宅で転倒し、それ以後、動くたびに腰に激しい痛みを感じるようになった。近くの整形外科を受診したところ、腰の部分の背骨の一つがつぶれて骨折する「椎体(ついたい)骨折」であることがわかった。 健康病気 7/8 週刊朝日
かむ力がアップすると認知症が改善する? いま歯科医療の現場で、歯の健康が全身の健康と関係していることが明らかになりつつある――。なかでも、かむ力の回復は食べることだけでなく、歯を通して脳に刺激が行き、記憶ややる気の回復にもつながるという。 健康病気 7/7 週刊朝日
認知症予防に有効? 「強化食品」の魚肉ソーセージ 認知症予防に有効といわれている食べ物の代表格が魚だろう。「魚を定期的に食べている人は、認知症のリスクが下がる」という研究結果は、世界各国で報告されている。その理由として、魚に含まれる「DHA(ドコサヘキサエン酸)」や「EPA(イコサペンタエン酸)」という栄養素が脳の認知機能に関わっていることが明らかになってきた。 健康病気 7/4 週刊朝日
多汗症とわきがは別 その違いを専門医が解説 東京都在住の会社員、吉川登喜子さん(仮名・41歳)は、数年前からわきの臭いと汗の多さが気になっていた。営業の仕事で人と会うことも多いため、夏が近づくと相手に不快な思いをさせているのではないかと不安に思い、精神的にもかなりの負担となっていた。 健康病気 6/30 週刊朝日
わき汗が止まらない 保険が使える治療方法とは? 夏が近づくと誰もが気になる、汗と体臭の問題。人と会ったり、大勢の人の目にさらされたりする職業の人には特に深刻だが、本人が気にするほどではないことも多いという。多汗症とわきがは別の病気だが、汗を抑える治療がわきがに有効なこともある。 病気 6/28 週刊朝日
肥満も原因のひとつ 正確な診断で治る尿失禁 命にかかわる病気ではないが、日々の生活の質を大きく左右する女性の「尿失禁」。受診をためらう患者も多く、内科や婦人科を訪れても正しい診断を下されないことがあるという。医師向けに治療方針を制定している、日本大学医学部泌尿器科学系主任教授の高橋悟医師に聞いた。 健康病気 6/21 週刊朝日
40代でも認知症 直面する介護問題にまずは何をすればいい? 本人はもちろん、介護する家族にも負担のかかる認知症。まだまだ介護なんて関係ないといっても40~50歳代と比較的若い段階で発症する人もいる。では、ケアが必要になったらどうすればいいのか。認知症介護研究・研修東京センター研究部部長の永田久美子氏に聞いた。 介護を考える病気 6/20 週刊朝日
物忘れと認知症の違いは? 認知症の基礎知識 認知症で行方不明になる人が全国で問題になる中、認知症の予防、地域で安心して暮らせるコミュニティーづくりが急ピッチで行われている。そもそも認知症とはどんな病気なのか。群馬大学大学院保健学研究科教授の山口晴保氏に聞いた。 介護を考える健康病気 6/19 週刊朝日