緊急搬送「たらい回し」問題 根本的原因は「救命専門医の偏在」 総務省によると、119番通報から病院に収容されるまでの全国平均時間は38.7分(2012年)。また、12年に重症患者の搬送先が11回以上決まらなかったのは東京都で173回、埼玉県で167回など、「たらい回し」が問題になっている。iPadなどITを利用した“見える化”により改善されてきた自治体も多いが、それでも抱える問題は少なくないようだ。 病気 6/13 週刊朝日
救急車「たらい回し」問題に切り札 全国で「99さがネット」が人気 救急車で運ばれているのに搬送先が決まらず「たらい回し」に――そんな医療の難問に、一つの解決方法を示すことができそうな“切り札”が登場した。ITを活用したシステムだ。 病気 6/12 週刊朝日
高血圧の薬は一生飲み続けなくていいって本当? 日本人間ドック学会などが発表した「新たな健診の基本検査の基準範囲」。血圧については、基準範囲の上の値が147mmHgとされた。「高血圧治療ガイドライン2014」では、140 mmHg以上が高血圧の診断基準なのだが、今回の発表で7mmHg高くても問題ないと勘違いした患者が治療をやめるという事態になった。この騒動でわかったのは、治療中の患者を含め、われわれの多くが高血圧を理解していない、ということ。専門家に高血圧の「常識」について聞いてみた。 健康病気 6/9 週刊朝日
膝の痛みを軽減する再生医療「自家培養軟骨」が保険適用に 加齢やスポーツなどによってすり減り、痛みが出る膝の軟骨。進行すると日常生活に支障がおよぶほどの激痛になるため、悩む人は多い。さまざまな治療法があるが、いま期待が寄せられている最新技術が、軟骨を修復する再生医療である。 病気 6/7 週刊朝日
日本人間ドック学会が「血圧147」を公表した理由 日本人間ドック学会などが4月に発表した血圧の基準範囲、147mmHg。これまで140mmHg以上とされてきた高血圧診断基準が“ゆるく”なったと勘違いした患者が治療をやめるという騒ぎになった。この「高血圧論争」を巻き起こした、日本人間ドック学会の数値。それを公表した意図は何だったのか。そして、その後の混乱についてどう思っているのか。論争の端緒を作った報告書をまとめた、同学会学術委員長の山門實(みのる)医師に、“本音”を聞いた――。 健康病気 6/6 週刊朝日
治療も薬もやめたい…「血圧147正常」で混乱する医療現場 日本人間ドック学会などが発表した「血圧147」が波紋を呼んでいる。この騒動の内容から疑問の解決まで、現役の高血圧治療医らへ取材した。 健康病気 6/5 週刊朝日
妊娠中の風疹 子どもに障がいが起こるリスク 昨年、風疹が数年ぶりに大流行したことは記憶に新しい。現在は落ち着いているが、風疹ワクチン接種の必要がある成人はいまだ475万人いると推計される。職場や公共施設での感染が多く、妊娠初期に胎児に感染すると重い障害をもたらすこともある。 病気 6/3 週刊朝日
「もっとカラオケを歌っておけばよかった…」認知力アップデイケアとは 認知症早期治療の実体験ルポを行っている、本誌の山本朋史記者(62)。筑波大学附属病院の認知力アップケア730病棟の学習内容について、リポートする。 健康病気 5/31 週刊朝日
メタボの薬を飲むと、痩せにくくなる? 現在、2700万人の日本人が高血圧だと言われている。これは収縮期血圧(心臓が収縮したときの血圧)が130以上を「異常なし」としている現在の基準で診断した結果から算出された人数だ。 朝日新聞出版の本病気 5/29
「歯科矯正」は子どもだけじゃない 大人がやるべきケースとは? 2011年の歯科疾患実態調査によると、80歳で自分の歯が20本以上残っている人の割合は38.3%と増加してきた。歯や口の中の健康への関心が高まるが、歯科矯正も口の中の健康と大きな関係があるという。福岡歯科大学矯正歯科学分野教授の石川博之歯科医師に聞いた。 病気 5/23 週刊朝日
つんくが患った喉頭がん “声も命も”失わない治療法が普及中 今年2月に音楽プロデューサーのつんく♂さんが診断を受けた喉頭(こうとう)がん(のどのがん)。進行して見つかると喉頭を摘出して、声を失うことになる。しかし、“声か命か”の選択を迫られる状況から、“声も命も”失わずにすむ治療法が普及しつつある。 がん病気 5/18 週刊朝日
62歳記者の認知症治療ルポ 予防には「ACE」がいい? 高齢化の進展とともに、国内でもその患者数が徐々に増えている認知症。認知症早期治療を受ける62歳の本誌記者・山本朋史が、東京医科歯科大学病院の朝田隆医師に認知症治療に関する疑問点をいくつか質問してみた。 健康病気 4/27 週刊朝日
肛門と膣を締めたり緩めたり 尿漏れの対処法とは? 現在発売されている週刊朝日MOOK「漢方2014」では、14の病気の漢方処方例が掲載されている。その中から、「名医」が教えてくれた「尿漏れ」に悩む女性への漢方処方を紹介する。 健康病気 4/4 週刊朝日
吐き気や嘔吐も軽く 進歩する抗がん剤の副作用対策 いくら薬が効いていても、副作用が強ければ治療を続けるのはむずかしい。そのため、抗がん剤治療を実施する医療機関では、この副作用対策をとくに重視している。実際、抗がん剤と並んで、副作用対策も進んできた。 がん病気 4/1 週刊朝日
お酒は飲まないのに…肝硬変や肝がんになる「NASH」とは? お酒をほとんど飲まないのに脂肪肝になり、肝硬変や肝がんに進行する「非アルコール性脂肪肝炎(NASH)」が増えている。 健康病気 4/1 週刊朝日
単純性脂肪肝と診断されたら危険? 医師に聞く「NASH」の対処法 非アルコール性脂肪肝炎(NASH)は自覚症状がほとんどないまま進行する。重症化を防ぐには、どのように対処すればいいのか。厚生労働省の研究班で班長を務めるNASH治療の第一人者で、大阪府済生会吹田医療福祉センター総長の岡上武医師に聞いた。 病気 3/31 週刊朝日