紫式部も好きだった「エビ」で作られたワインって何? フード&ワインジャーナリストの鹿取(かとり)みゆきさんが、日本ワインを紹介する。今回は岡山県真庭市の「山葡萄(赤)」。 日本ワインの食卓 8/23 週刊朝日
米を捨てブドウを 秋冷えが生んだ山形「ソレイユ・ルバン」 フード&ワインジャーナリストの鹿取(かとり)みゆきさんが、日本ワインを紹介する。今回は山形県鶴岡市の「ソレイユ・ルバン 甲州シュール・リー2014(白)」について。 日本ワインの食卓 8/16 週刊朝日
あえて“遅摘み” 山形「柏原ヴィンヤード」は濃縮感が魅力 フード&ワインジャーナリストの鹿取(かとり)みゆきさんが、日本ワインを紹介する。今回は山形県朝日町の、溢れる果実香に驚きの凝縮感が持ち味の「柏原ヴィンヤード遅摘み2014(赤)」。 日本ワインの食卓 8/8 週刊朝日
相次ぐ異業種参入 魚問屋が5年かけて作った国産ワイン 日本のワイナリーに異業種からの参入組が相次いでいる。「寒ぶり」で有名な、富山県の氷見市に2011年に誕生したセイズファームもその一つだ。親会社の「釣屋(つりや)魚問屋」は、江戸時代から続く鮮魚の仲卸。観光客数が伸び悩むこの土地に、新たな氷見ブランドを作ろうという挑戦がワイン造りへとつながった。 日本ワインの食卓 7/17 週刊朝日
10年で2回だけ完成 品格ある長野・桔梗ケ原産のワイン 一本のワインが生まれるまでには、さまざまな物語がある。Kidoワイナリー代表の城戸亜紀人さんは、山梨大学の大学院でワインを学ぶ頃、長野県塩尻市の桔梗ケ原産のワインと出会う。日本ワインの可能性を確信した彼は、「この地で世界に挑戦できるワインを造る」と心に決めた。 日本ワインの食卓 7/11 週刊朝日
日本で10軒ほどのドメーヌ 女性が育てたワインの味は? きゃしゃな体に細い腕を持つその女性は、たくましい農夫のイメージとは程遠い。けれども、3.6ヘクタールの農園で汗を流し、ブドウを慈しむ毎日を送る。それが山梨県北杜(ほくと)市にあるワイナリー、ドメーヌ ミエ・イケノの代表、池野美映さんだ。 日本ワインの食卓 7/5 週刊朝日
初心者も魅了 アセロラ香る宮崎・都農のスパークリングワイン 宮崎県都農町(つのちょう)にある都農ワインは日向灘を見下ろす小高い丘の上にある。1996年、農業を支援し、地域を活気づけようとできたワイナリーだけに、使うブドウは都農町一帯のものだ。副工場長の赤尾誠二さんが、「都農ワインの心の柱」と語るブドウがある。生食用として地元でなじみ深いキャンベル・アーリーである。世間では「生食用のブドウからは上質なワインはできない」と言われてきた。だが都農ワインでは、地元に愛されるこのブドウでこそおいしいお酒を造りたいと努力を重ねてきた。 日本ワインの食卓 6/28 週刊朝日
爽やかな夏を体現 余市でソムリエが作る“北海道ワイン” 北海道の余市といえば、ウイスキーで有名。しかし、そんな地で生まれたのが、柚子の風味と涼やかな味わいが特徴的な“北海道ワイン”「レジェールモン・ドゥー 2013(白)」だ。 日本ワインの食卓 6/20 週刊朝日
栃木発 果実味+豊かな酸のワイン「プティ・マンサン」 栃木県の東武足利市駅から車で市街地を抜け林の中の細い道を走ると、山に広がるブドウ畑に突き当たる。ここは、知的障害者の支援施設「こころみ学園」を母体とするココ・ファーム・ワイナリー。転げ落ちそうな斜面で、ワイナリーのスタッフと園生が力を合わせて作業をする。 日本ワインの食卓 6/14 週刊朝日
ルーツには「日本ワインの父」 人気高まる“黒い女王” ブラック・クイーン(黒い女王)。強烈な印象を持つワイン名はブドウの名前だ。このブドウは1927年に、「日本ワインの父」と呼ばれる川上善兵衛によって交配されて作られた。黒々とした果皮に、一般的な赤ワイン用ブドウの約3倍という強い酸味。そのため、ワインブドウとしては主流にはなれず、長野県安曇野市にあるスイス村ワイナリーでも、ワインやジュースの色付けや酸味を補うために使われてきた。 日本ワインの食卓 6/6 週刊朝日
日本女性のようなワイン「ルバイヤート甲州シュール・リー」 山梨県の勝沼地方で作られる甲州ブドウは、日本固有の品種だ。由来は、コーカサス地方原産のブドウ。シルクロードを経て、奈良から平安時代の間に日本へ伝わったと言われる。日本最初のワインも、このブドウを使って造られた。 日本ワインの食卓 5/31 週刊朝日
取引打ち切りでも信念貫く 井筒ワイン「NACメルロー」 初夏の頃。長野県の桔梗ケ原には、芽吹いたブドウの棚が薄緑色のじゅうたんのように広がる。一帯は水はけがよく、良質なブドウが穫(と)れる。このブドウで造られたのが、井筒ワインの「NACメルロー」だ。飲んだ人はその味わい深さに、価格を聞いて驚く。 日本ワインの食卓 5/9 週刊朝日
〈先週に読まれた記事ピックアップ〉ポーラの102歳現役美容部員の「ナイトルーティン」 自分をいたわりながら、美しくなるためのコツとは? 102歳、今より元気に美しく堀野智子朝日新聞出版の本健康美容長生き 7/30