平成28年歯科疾患実態調査(厚生労働省)によれば、入れ歯を装着している人の割合は60代から徐々に増え、80代以降では約半数近くが総入れ歯です。こうした入れ歯の大きな悩みの一つが、「におい」です。また、入れ歯は毎日きれいに洗わないと細菌が繁殖しやすく、汚れた入れ歯が引き金となって誤嚥(ごえん)性肺炎が起こる危険性が高まります。このような問題の改善策として、細菌の増殖を抑える働きを備えた「静菌義歯(せいきんぎし)」が開発されました。どのようなものなのか、期待できる効果について開発者に聞きました。
「くさくならない入れ歯」を細菌学者が開発 口臭や誤嚥性肺炎の予防に期待! 細菌の増殖を抑える静菌義歯
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