2歳で両親がいなくなり祖父母に育てられた映画監督「田中壱征」 壮絶人生で培われた”生きる希望”
5月23日、「カンヌ国際映画祭2023」のレッドカーペットを歩いた田中壱征監督(49)。監督・脚本を担当した映画『風が通り抜ける道』がカンヌの地元ホテルで特別上映された。同作は家族の喪失も大きなテーマとなっているが、田中氏自身も2歳の時に両親がいなくなり、祖父母に育てられるという幼少期を経験している。紆余(うよ)曲折ありながらも映画監督という職業にたどり着いた壮絶な人生について聞いた。
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